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建築家・秋山東一が語る
入政建築の「つくること、住むこと」

私は、30年以上前からパッシブデザインに関わってきたが、工務店がその手法を設計者の考え方から学び、設計・施工の工務店という立場がはっきりしてきた。そしてその多くは天井が低く、奥深いプロポーションのよい「普通のいい家」をつくれるようになった。
ブリゴラージュ(Bricolage)する人をブリコルール(bricoleur)というが、私はこれを工作をする人と捉えている。ブリコルールは既にある物を寄せ集めて物を作る人であり、創造性と機智が必要とされる。また雑多な物や情報などを集めて組み合わせ、その本来の用途とは違う用途のために使う物や情報を生み出す人である。理論や設計図に基づいてつくるのではなく、つくるという行為を重ね合わせた上で、つくり手としてのスタンダードを持ち、何がつくれるか、何をつらなくてはいけないかを自分の頭で考え、最終的に新しいものをつくる人である。
入政建築は、地域の老舗という伝統を新野達治氏がしっかりと受け継ぎ、入政スタンダードといえる家づくりをつくりだした。そしてそこに新しい才能が開花した。継承者新野恵一氏は、ブリゴラージュに家づくりの気付きを見出している。つくり手が提案し、住まい手が発見する。入政建築の「つくること、住むこと」に、「小さな家で豊かに暮らす」というテーマを今後どう発展させてゆくのかとても楽しみである。

秋山 東一(あきやま とういち)
1942年東京都生まれ。建築家。東京藝術大学美術学部建築科卒業。東孝光建築研究所を経て,1977年ランド計画研究所を設立。1994年にランドシップに改称する。木造軸組パネル工法のフォルクスAの開発に続き,Be-h@us,そして現在,さらなる進化のカタチ「Be V(ビーヴィ) standard」開発への取り組みを進める。

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