入政建築 施工例 リフォーム 築20年、住み替えのための更新

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築20年、住み替えのための更新

同敷地内ふたつの建物。建替えの方の配置計画からはじめました。

O様ご夫妻は同敷地内にあり数年空き家のままになっていた方の家を、リフォームして住み始めることにしました。もともと住んでいた建物は長男夫婦が建替えることになりました。そこでまず、新築の建物計画、配置を考えた上で、親世帯のリフォーム開始の順となりました。今までO様邸の進入路だった南側駐車場が閉鎖となるため、新しい子世帯と共に進入路が北側へ変更となります。そのためにアクセスしにくくなる現在の南玄関の移動と、老朽化した水廻り、リビングの改修(和室→洋室)がメインです。
子世帯との関わり方を考慮するとともに、親世帯の玄関廻りへは新しい子世帯と同じ壁材を使い統一感を出しました。
親世帯は1階のみのリフォームです。







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[リフォーム前]
出入りに使っていた駐車場には金融機関が新設され、南は高い塀で閉じられてしまいます。
右側が建替え予定、元の住まい

1.和室(客間)を洋室(リビング)へリフォーム

IMG_0591.JPG①から見たところもとはL字に縁側の付いた8畳間。仏間を残しながらフローリングとソファの生活をとのことでした。仏壇を使う際にも座布団を敷いて違和感のないように4畳の畳コーナーを付けました。冬にはちょうどこたつを置けるくらいのスペースで、寝転がったり多目的に使えてます。新築の場合にも、格式ばった和室を設けるよりもリビングの一部を畳敷きにする方法は取り入れやすく好評です。
小田邸1階リフォーム後間取り.jpg
R0012393.jpg[リフォーム前]畳の部屋の縁側ににソファーを置いていました
DSCN7463.JPG[工事中]南に面した和室と玄関


IMG_0593.JPG③から見たところ。床は無垢カラ松、壁は珪藻土
★造作で部屋の隅を生かす
柱が干渉してしまう南西の角にパソコンコーナーを造りました。天板は奥行き60cmなので、デスクとしても活用できます。これがあることで構造的に抜けない柱もそれほど気にならなくなりませんか?

IMG_0577.JPG②から見たところ。中央が仏間2013_0322_133257AA.JPG2013_0322_133308AA.JPG

床の間、仏間と並んでいたところへ畳スペースを造ったこともあり、仏間を西側へ移動し東向きにしました。
仏間の扉は観音開きで奥へ差し込んですっきりと開けることが出来ます。仏壇を使わない時には閉めておくようにすれば、洋間でも違和感なく配置できます。
特に仏壇のために客間を設けずに、仏壇は置きたいという方には良い方法ではないでしょうか。

2.玄関を南向きから東向きへ変える

玄関だったところは新しく収納部屋になりました。玄関ホールの位置はそのまま、土間を90度東へ移し、土間とポーチを増設。北道路からも玄関が視認できます。靴箱と収納を揃えて造作し、玄関ドアは木製片引き戸にしました。内外ともに木のぬくもろある空間へ。
IMG_0580.JPG靴箱、収納、引き戸ともに同一素材で造作
!あれ?今まで使っていた家具を入れたらイマイチ・・・
なんてことありますよね?
リフォームして部屋がきれいになると、意外と悩んで住まうのが家具選び。改めて新しい家具を買うのが楽しいという方は良いのですが、そうでない方には『造り付け家具にする』という手があります。
素材、色味に統一感が出て空間がすっきり広々しますよ!


3.洗面所・トイレの改修、新しい動線

★洗面所を通らない動線に変更します
「洗面所↔トイレ」という動線は好き好きでたまにあるのですが、O様邸の場合はちょっと特殊で、リビング↔トイレ前↔洗面所↔キッチンというように洗面所を介して繋がるかたち。洗面所を通らずに繋がるように階段下の収納をひとつつぶして通路としました。洗面所の機能が独立したので落ち着いて使えるようになると思います。家全体ではすっきり回遊できる間取りとなりました。
トイレ動線.jpg


IMG_0585.JPG無垢の床で温かみのあるトイレにIMG_0586.JPG壁付けの棚は洗剤置き場に

敷地内同居というかたちについて・・・

名称未設定-2.jpg
文字通り、付かず離れずの関係性。別居型同居とも言います。
「同居」だけど「別居」のあたらしいスタイルです。完全同居よりも付かず離れずの関係性が築きやすく、同居の利点のみを拾うなら都合の良いかたちです。子世帯を離れとして小さ目に建て、客間は親世帯の中で共用とするなど形は様々なようです。自分たちが仲良く暮らしていけるようルールを作っているところが多いのが特徴です。
敷地内同居は、共働きでお子さんが居る子世帯のメリットが大きいようです。



主なメリットはこのような感じです↓
メリット1:子世帯は子育ての面で親世帯に協力をお願いできる
メリット2:親が病気になった時、近くにいるのでお互いに安心できる
メリット3:子世帯は余分な土地代がかからないので経済的な負担を抑えられる
メリット4:お互いに防犯上の安心が増す
メリット5:親世帯は孫の成長を近くで見守ることができる ・・などがあります

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O様邸のコミュニヶーションの場はこちら
子世帯のリビングに接したデッキ(右)と親世帯の玄関(左)。
このデッキと玄関が日常のやりとりの場所になっています。実際に暮らしてみたら、やり取りを想定して付けた北側勝手口よりもここのデッキが便利なのだそうです・・・(笑)

〈関連〉浜北・貴布祢の家・・・街道沿いでそっと暮らす