入政建築 施工例 広沢の家・・・スキップフロアで愉しむ

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敷地条件を生かしたスキップフロア、
景観の良い2階リビングの家

浜松の中でも閑静な文教地区。その土地は進入路となる西路面からは一段低く、東側2メートル下には緑豊かな遊歩道が通っていました。ご夫婦が温めてきたお住まいの構想は、この斜面地だからこそ叶えられるものだったのです。

外からの視線を遮りながらも景色が楽しめる、光と風を取り入れる快適な暮らしは、窓と視線の抜けのある設計から生まれます。



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建物データ
延床面積 114.35平方メートル(34.5坪)
竣工年月 2015年10
工  法 木造在来工法

東側遊歩道から見上げると、赤茶色の外壁は青に緑にも映えます。   北欧っぽい色が景観に合いますガレージとご主人の念願だったバイク庫。建物と一体になった構造で、雨の日にも便利です玄関を入ると、つい上へと誘われてしまう階段が目に入ります。  半階下がる方には、寝室、子供室、水廻りがありますキッチンとダイニングとロフト、空間構成に遊び心が感じられます。 ワンルームで外まで視線が抜けるのは2階だからこそ空が切りとれる窓。  コーナーで抜いているので広がりをより感じるしかけです少し奥まった南の角は落ち着くスペース。  スタディースペースとして計画中です小さ目のドアは階段下を利用したトイレです。   天井高は低めですが、スペースの有効利用で女子に評判がいいタイルの造作洗面台。  鏡をスライドさせると収納棚が現れて、こまごましたものを収納できます

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東側の遊歩道は戦後の自家用車普及により廃止(1963年)された濵松軽便鉄道の線路跡。現在は学生や散歩をする人たちの姿がよく見られます

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秋も終盤だと感じさせる落葉。街中にも関わらず豊かな緑に囲まれた新居は珍しいでしょう

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キッチンの奥は食品庫。冷蔵庫もすべてこちらへ入るので、キッチン周りがすっきり。見えるキッチンは収納が要ですね

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玄関から半階降りたところ。掃出し窓の向こうにはご主人がデッキを造り、菜園も計画中。こちらは出入りの多い窓になりそうです

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幅きっちりと造作した広い洗面台。白いタイルは明るくおしゃれな雰囲気。実用性だけじゃなく、使うたびにワクワクするような気持ちが女の子には大切ですね

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子供室、寝室への動線と収納部屋を兼ねているスペース。収納は効率的にこちらへまとめます

-入政から-

IMG_0891.JPG最初の話
設計が決まっている施工のお話をいただいた際には、厳しいご予算でしたので正直このま図面通り建つことは無理だということをお伝えしました。T様からは、今まで相見積りをされたことや、予算に見合うところがないために図面の書き直しをしたというお話もうかがいました。
私たちは、T様が熱心に家づくりの勉強をされていたことや、入政の施工を見てここで建てたいと思っていただいたこと。そして何よりも、家づくりに対する熱意が感じられましたので、なんとか考えてみましょうとお受けしました。
家づくりは共同作業ですから、私たちにも「こういう施主さんとならいっしょに仕事をしたい。そして私たちが丁寧に造る良い家に住んでもらいたい」という気持ちがあるのです。

IMG_3306.JPG予算調整について
分かりやすい調整としては、構造材を入政建築の標準から変更したことです。つまり仕様を少し落とさせていただきましたが、強度に問題はありませんし、直接触れるところの素材には一切妥協していません。他にも施工しやすいように(大工の手間がかからないようにという意味です)図面を変更していただくよう、設計事務所側にいくつか提案させてていただきました。この件につきましては、T様の友人でもある設計事務所の建築士さんにT様がうまく受け渡しをしてくださったのでスムーズにできてたいへん有り難かったです。
そしてご主人が、内壁の塗装すべてを施工されたこともそのひとつです。○○のデザイナーというお仕事柄、妥協を許さなかったようで、見学会の時にも「まだ実はやり切れていないところがあるんだ!」とおっしゃっていました(プロ並の仕上がりにわたしたちが驚いたほどの出来栄えだったにもかかわらずです。極めてしまったのですね?)。
私たちはというと、この壁の仕上がりを見て、「自分にもできそうだ!」と簡単に思ってしまう施主さんが続出しそうで心配です(笑)。

最後に施主さんの手記バナー.jpg
家が出来上がるまでの長いプロセスには、ずいぶんご苦労もあったことと思います。設計と施工を別々でと選択をされた時点で、ある程度ご自分たちの負担が大きくなることも理解していらしたと思います。
しかし、思い描いた家の構想が形になっていく面白さというのは、それ以上だったのではないでしょうか。
家が出来上がって行く途中や出来上がった時の達成感、満足感はきっと人一倍ではないかと思います。これからどんなふうに暮らしが始まっていくのでしょうか?楽しみですね。