入政建築 施工例 その他 自然素材で外構工事

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自然素材で外構工事

まくら木主役のアプローチ

【T様より】入政さんのことは広告などで知っていましたが、直接会うのはモデルハウスのDMがきっかけとなりました。わたしたちは建物を見るのがもともと好きということもあり、DMの写真につられてモデルハウスの見学会へ出かけました。完成見学会よりはモデルハウスの方が行きやすかったので行ってみたという感じです。というのも、私たちの家は2年前に新築したばかり。探していたと言えば、外構工事をしてくれるところだったからです。
新築の計画時には外構まで予算がとれず、後回しになっていました。業者を探していましたが、ホームページに公開されている施工例写真は、なんというかおしゃれで素敵すぎ・・・外構が主張しすぎているように感じるものが多く、わたしたちの思うイメージのものが見つかりませんでした。自然素材を使った家を建てたので、外構もそのイメージでと考えていました。外構業者の施工例写真は人工的な構造物を使って門をキッチリ!といったものが多くて、それは違うなぁと思っていたのです。
そして、たまたま出掛けてみた入政さんのモデルハウスで、建物・駐車スペースなどの雰囲気が気に入り、『外構だけでもやってもらえますか?』と思い切って聞いてみたのです。こういう家を建てるところならば・・・こういうセンスの建築会社だったら外構を任せても大丈夫そうだと思いました。
入政さんには快く受けてもらうことができました。
工事にあたってお願いしたのは、駐車場2台分の確保と隣地境(南面)の視線を遮るための塀です。






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T様ご家族
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お住まいは茶のガルバで「和」の雰囲気

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陽当たりの良い東の崖側で見つけました。奥様の多肉!ここは静かで良い場所ですね~

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こちらは広い南の庭。リビングのデッキから庭へと世界を広げてくださいね。でも雑草は広げないように(^_^;

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山から大きな砂利を持ってきました。野趣を感じる演出です

DSC01474.JPG<全体プラン>
駐車場2台分コンクリート木ゴテ仕上げ。シンボルツリー2本。エントランスにはまくら木を大胆に。行き止まりという敷地条件もあり、セミクローズ外構に。プライバシーを尊重したい部分にだけ塀を設けるスタイルです。塀は腐りにくいように厚みのある赤い杉板で(自然塗料のオスモを塗布)。
全体をオープンにして予算を抑えました。桜とアオダモの木は、造園屋さんにあったストックを使ったので、それも予算を抑えることができた理由です。

<アプローチ(道路と玄関を結ぶところ)>
敷地条件でアプローチが短い場合には、直角曲りや曲線で奥行きをつくり出しますが、T様邸には十分な奥行きがありましたので、思い切り大胆にまくら木主役のストレートなアプローチにしました。このまくら木は奥様の実家にあったもので、いつか使うつもりでとっておかれた上等なもの。ここは機能的に歩けることはもちろん、毎日お子さんを元気に送り出し、仕事帰りのお父さんが玄関を前にホッと心を癒される空間であってほしいと思います。植栽帯の桜の木が大きくなってくると、立体感が出て家の正面にまとまりが出てきます。今はまだらな下草も伸びて青々としてきて、その中のいくつかには花が咲きます。大半が山野草なので植えっ放しで手入れはほとんど要りません。毎年咲く花が楽しみになるでしょう。

DSC01097.JPGここは、あえてキッチリとは囲まないDSC01091-4-1.jpg塀が出来て、庭の広さを再実感?<視線を遮る塀>
日常生活の中では道路や隣地からの視線は気になるものです。見られているというストレスなく暮らせる工夫が必要になります。建物の開口部を閉じてしまうこと(窓を小さくする、型ガラスにする、カーテン等をすること)は簡単ですが、それでは暮らしの快適性が失われてしまうので、外構計画でそれを解決します。視線を遮る塀については、どの方向から視線が飛んでくるのかを考慮しながら高さや位置を決めます。T様邸では、160㎝の高さの塀を作りました。隣りの方とバチッと目が合わないくらいのものです。住まい手さんによってこの遮る具合(塀の高さ・板の隙間など)が変わります。あまり過敏になりすぎずに、ご近所と良好な関係が築けるくらいの塀や垣根などがお奨めです。
このように役割を得た外構計画をすることで、より快適な住環境を作り出すことができます。
完成から数年経過していますので、この塀についてはよりベストなものを作ることができたのではないかと思います。

DSC01104.JPG<最後に>
外構は、建物との調和を考えて計画されるのが好ましいと思っています。外構が建物と別物にならないようにするためには、家を建てた建築会社で外構計画をするのが一番。建物も外構と一体であるということは入政でも言っていますが、それは建物の雰囲気、つまり仕様(素材)や色を外構と調和させることが大切だと思っているからです。また、設計士は、窓から見える景色や風通しまで考えて設計するので、緑によって家の周りに作り出す微気候や取り込みたい景色があったりするものです。つまり、設計士の意図に沿うように外構まで計画出来たら家として言うことなしというわけです。
お住まいの方と同じく、外構にも人工的なメンテナンスフリーのものは使っていません。まくら木の経年変化や緑が成長していく過程を楽しみながら暮らしてください。(木塀を長持ちさせるためにはメンテが必要ですので塗替え時期を忘れないでくださいね)。
あと、計画時に忘れてはならないのは、緑の手入れという面です。緑の量が住まい手さんの暮らしに合っているかということ。庭の手入れを好まない住まい手さんに、手のかかる緑の多い庭は大変です。これ、けっこう重要なことなんですよ。

建物を引き立て、お住まいがよりいっそう素敵に見える外構が出来たと思います。
5年、10年後も楽しみです!