暮らしをつくろう。大切な人との時間を大切に。
正しさより、楽しさを追求する。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
今日は、入政建築の外壁の話です。
日本の家の外壁の基本は、窯業(ようぎょう)系サイディング。
窯業系サイディングとは?
窯業(ようぎょう)系と呼ばれる一般的なサイディングは、セメント質と繊維質により形成されています。そのため、サイディングの元となる材料には吸水性があるので、防水性の機能を保たせるには表面の塗装が重要になってきます。
https://kenzai-digest.com/siding/
こちらのHPでもサイディングがなんなのか、詳しく確認できます。→https://www.nichiha.co.jp/general/new/siding/
こちらのHPでは、サイディングのメンテナンスのことはで書いてあります。→https://www.homepro.jp/gaiheki/gaiheki-sozai/2098dt
なぜ、窯業系サイディングが多いのか、、、
リーズナブルでありながら、一定の品質を担保することができるから。
たしかに、サイディングのほうが安価ですが、
外壁のメンテナンス費用まで考えると、、、
「安物買いの銭失い」状態になってしまいます。
窯業系サイディングの場合
130㎡×5000=650000
入政建築のオリジナルカラーモルタル塗りの場合
130㎡×12000=1560000
な、な、なんと!91万もの差があります。
窯業系サイディングは、10年に1度塗装(防水性能を担保していくために)をしていく必要があります。
一方、オリジナルカラーモルタル塗りは、継ぎ目が少ないのが特徴。表面を塗装して、防水性能を発揮させてるわけではないので、頻繁に塗装をする必要はありません。美観を維持するために、ここでは、仮に20年に1度塗装をしていく計画をします。
(1回の塗装費は、100万で計算します)
40年間の合計費用でみてみましょう。
窯業系サイディングの場合
130㎡×5000=650000円
4回の塗装→400万
465万
入政建築のオリジナルカラーモルタル塗りの場合
130㎡×12000=1560000
2回の塗装→200万
356万
な、な、な、なんと!109万も窯業系サイディングのほうが高くなってる。
メンテナンスのことまで含めて考えると、外壁は慎重に選んだほうがいいですよね。
安易に、窯業系サイディングを選ばないこと。
ぼくたちは、長い間美しく、経年変化しても味になる素材で外壁を構成したい!と考えています。
入政建築が使う外壁は、主に、3種類あります。
①オリジナルカラーモルタル塗り
左官塗り壁は、継ぎ目が一番少ない外壁です。
②杉板張り
大工さんが貼る唯一の外壁です。写真は、鎧貼りと呼ばれる張り方。
木もきれいに仕上げず、あえて粗びき仕上げを使って塗料を十分しみこませます。風合いも増します。
サイディングに比べ、生産終了することがありません。杉があれば、製作できます。
リフォーム時も、板を外せば簡単に増築できるし、仮に腐ったとしてもそこだけ変えられる奇跡の外壁です。
一部だけ変えられる外壁は、板張りの特徴ですね。
③ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、鉄とアルミの合金。
塗装しているので、錆びることはあまりない。ケルヒャーなどで、掃除が簡単にできます。
色も自由に選べて、日常の掃除も容易&リーズナブルなので、人気の外壁です。
塗装面がういてくれば、再塗装は必要になります。
10年~15年で塗装をお勧めしています。
他の外壁材も、相談していただければ対応しています。ぜひお気軽にご相談ください。