暮らしをつくろう。大切な人との時間を大切に。
正しさより、楽しさを追求する。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
まるたまさんの家具工事が進んでいます。
家具をつくるのは、ベテラン大工の河合です。
最近身体が不自由になり、現場作業が難しくなってきました。
ただ、腕は、たしか。
小さなリフォームや、オリジナル家具製作が、主な役割です。
細かな技も光ります☆
現場でバリバリ作業をしている、若手の鈴木と増田にバトンタッチです。
入政建築では、当たり前に大工が家具を作りますが、一般的には、家具は、家具屋さんがつくるもの。
大工と家具職人では、できる幅が違うのをご存じでしょうか。
家具職人のできる幅のほうが、圧倒的に多いのが事実。
というか、工場においてある機械が違うのです。。。
例えば、こんなやつは、大工さんではできません。
こちらの写真は、深谷歯科さんの、家具。こちらは、設計のみ入政建築が行い、家具屋さんにお任せして作っていただきました。
表層の素材が木でないものは、大工さんがつくることができません。
*家具の用途によって、大工さんがつくるか、家具屋さんにお任せするかを最初に判断させていただきます。
先日お引渡しさせていただいた、Kさんの家(リフォーム工事)のキッチン作業台です。
大工さんが得意な作業だけで完結できるものをご提案しています。
具体的に言うと、①木の加工で終わること。②曲線がないこと。③材料の寸法や性質から、サイズを決める。
このルールに従って、ご提案!
結果、シンプルで、入政らしい家具になります。
キッチンも、大工がつくることができます。(ステンレスは、ステンレス屋さんに発注しています。)
この二つの家具も大工の河合がつくっています。
入政建築でないと、作成できないクオリティとデザインだと自負しています。
この家具が、入政建築らしさにつながっている気がしてきた。