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最強のバルコニー。

2023.04.06

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

本日は、OBさんのお宅に行きました。

60代のやさしい建替え、洋ランのある家/浜松市北区初生町

2階のバルコニーの木塀を塗装したほうがよいか?とのご相談。

いつもの、グレーの塗装なので、経年変化していてもわかりにくいです。

下から見る限り、まだまだいけそうな気がします。

2階にいって確認しましたが、笠木部分の一部が塗料の剝れありましたが、問題のない範囲でした。

しかし、3年~4年の時期に塗装を施すと理想的。

何も塗装しないものに比べて、外部の木部を長くもたせることができます。

再塗装の見積りをお出しする運びとなりました。

しかし、驚きました。

経年劣化で木が傷んでいる場所がありませんでした。

このバルコニーの作り方は、理想的な作り方。

通常バルコニーを作成する場合、FRP防水が一般的です。

しかし!

長持ちはしますが、雨漏りのリスクと隣合わせです。

この方法は、防水を施していません。

鉄の受け材に、木を打って終わり。のシンプルな構造。

雨漏りのリスクを最小限に抑えてくれます。

2Fのバルコニーなので、水切れもよく、屋根もかかっているため、普段の雨ではデッキは濡れません。

一般的には、こういう木塀際から傷んでくるのですが、水切れを考えて施工されているので、全く傷んでいません。

バルコニーを支える金物は、鉄を溶融亜鉛メッキ処理した金物。

外部でも安心して使えます。

2階なので、風が常にあたり、雨に当たってもすぐ乾いちゃいます。

木にとって水切れってほんとに大事ですね。

いくら、塗装を施しても、乾燥させないかぎり、木材は劣化していきます。

塗装以外でできることを最大限やることで、塗装にたよらない長持ちするバルコニーをつくることができます。

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