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4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
入政建築では、土地の売買はできませんが、土地を一緒に探すことをサポートさせていただいています。
不動産屋さんから、情報をいただき、その土地を紹介していきます。
わたしたちが、土地探しのパートナーになる利点は、建築の立場からアドバイスができます。
また、ご要望も聞き取りながら土地を探せるので、気になる土地がでてきたら、その場所でご要望に合う家がつくれるのか。的確なアドバイスができます。
先日も、土地探しor中古住宅を探されている、お客さまのサポートをさせていただきました。
「自然豊かでな場所を探している。」
「通勤しやすい立地」
ということで、いくつかピックアップ。
気になる、こちらの物件を一緒に見に行きました。
自然豊かで、のどか。土地の面積も97坪。
価格帯も予算以内!
しかし、斜面が気になる。(安全角と言われる30°以下であることは確認済でした)
この場所は、土砂災害警戒区域。
土砂災害警戒区域は、土砂災害が発生しやすい地域を指します。これは、降雨や地震などの自然災害によって土砂が崩れる可能性が高い地域を特定し、安全確保のために指定されています。
土砂災害警戒区域は、地域の地形や地質、過去の災害の経験などの情報に基づいて設定されます。一般的に、急傾斜地や山間部、河川や海岸沿いなど、土砂が流れやすい地域が警戒区域となる傾向があります。
地質も、中・高位段丘泥質堆積物。
中・高位段丘泥質堆積物は、主に河川や海岸の氾濫原や湿地帯に形成されるもので、泥や砂などの粒子が堆積した地層です。これらの堆積物は比較的脆弱であり、降雨や地震などの自然災害によって崩れやすくなる傾向があります。
災害リスクを考えて、今回は見送る形となりました。
土地検討時に、お客様ご自身でお調べになっていただきました。
ありがとうございます。
静岡県統合基盤地理情報システム(GIS)(別ウィンドウが開きます)
このサイトから、地質も調べられるので、おススメです。
基本的に、川の近くは地盤は悪い。その廻りの斜面は、危ない場所だと認識したほうがよさそうです。
建物は、変更できますが、土地は変更できません。
平場であっても、地質が悪い場合もあります。
一度調べると、面白いですよ~
静岡県統合基盤地理情報システム(GIS)(別ウィンドウが開きます)
今後も、あきらめず探していきます。