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おすすめ本 「建築を考える。」

2023.08.21

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

アースな人。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

建築の本って、みなさん読みますか?

本日は、建築の本を紹介します。

ペーター・ツアトム

建築を考える。

具体的なことは、一切書かれていません。

(寝室は、ここがいい。リビングは、このように配置しよう。など)

ピーター・ツアトム(Peter Zumthor)は、スイス出身の著名な建築家であり、彼の作品はシンプルながらも繊細なデザインと高度な空間体験を特徴としています。彼は1943年にバーゼルで生まれ、建築と美術を学ぶために数多くの場所で教育を受けました。ツアトムは主にヨーロッパで活動しており、彼の建築作品は環境に溶け込むようなアプローチと、素材や光の活用に重点を置いています。

ツアトムの作品のいくつかは、以下の特徴によって知られています:

  1. 環境との調和: ツントゥアの建築作品は、周囲の環境と調和するよう設計されています。自然の景色や環境と一体化した空間を作り出すことを重要視しており、建物が自然と調和する美しいバランスを持っています。
  2. 素材と質感: 彼の建築作品は、素材の質感と特性に深い関心を示しています。ツントゥアは、素材が持つ色や質感、触感を最大限に活かし、建物内外の空間に豊かな感触をもたらしています。
  3. 空間体験: ツントゥアの建築は、人々が感じる空間体験を重視しています。彼のデザインは、光の取り入れ方やスケールの調整などを通じて、訪れる人々に深い感情的な体験をもたらすことを意図しています。
  4. シンプルな形態: 彼の作品はシンプルな形態で知られており、余分な装飾を排除し、機能性と美しさを重視しています。そのシンプルさによって、建物が環境と調和しつつも、同時に鑑賞者の心に深い印象を残すことができます。

代表的な作品としては、スイスのヴァルトキルヒ聖堂(Therme Vals)、アメリカのロサンゼルス郊外にあるロスアンゼルスカウンティ美術館(LACMA)の展示棟、ドイツのブレグンツ美術館(Kunsthaus Bregenz)などがあります。彼の作品は、建築界において高く評価され、環境への敬意とデザインへの情熱が融合した独自のアプローチを示しています。

P113で完結します。文章も完結で、読みやすい。(和訳が秀逸)

夏休みの読書におすすめです。

どなたか、読書会しませんか?

この本一冊で、何時間も話せる気がします。

aisuルームにひっそり置いておきます。

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