BLOG ブログ

普遍的な家。

2023.09.12

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

時が経っても、変わらない家。

魅力を感じる人も多いかと思います。

私たちが目指すものは、「普遍的な家。」

(「時が経っても、変わらない家」と「普遍的な家」の違いって。。。よくわからんわ!!)

「普遍的な家って、長く使える」ことだと思うのです。

もうすぐ完成のHさんの家。

Hさんの家の玄関ドアの色は、オスモのウォルナット。

濃いめの茶色は、白い外壁と相性バッチリ。

玄関土間は、シンプルなモルタル金鏝仕上げ。

簡素で、リーズナブルな仕上げです。

入政建築では、標準的に採用している仕上げですが、

少々、ヒビは入りますが、性能には問題ありません。(ヒビから、水が侵入することはありません。)

ヒビが入るのが、気になる方は、タイルをおすすめしています。

シンプルな玄関は、飽きがきませんね。時代に左右されない。

内壁は、ルナファーザーという紙クロスに、AEP塗装をしています。

天井は、ルナファーザー表しです。

塗装下地壁紙ルナファーザーチップスは、天然素材で製造された「呼吸する壁紙」です。通気性・吸湿性に優れ、結露やカビの発生を抑えます。さらに、化学物質を使用していませんので、ホルムアルデヒドなどの人体に有害な物質の発生もありません。材料となる紙は再生紙を、木片は端材や間伐材を利用しており、資源の有効活用にも貢献しています。⇨https://www.runafaser.co.jp/

壁と天井の違いわかりますか?現地で見るとよくわかります。

汚れたら、もう一度塗装できるのが特徴的(HPでは、7、8回塗装できると記載がありました)です。ビニルクロスより、剥離しずらく、長持ちする材料です。

ビニルクロスは、更新しやすさが特徴の内装です。更新ありきの部屋や、店舗などはおすすめの材料です。が、長く使える素材ではないですね。

床は、信州のカラマツ。(4Mものなので、継ぎ目が少ないのが特徴です。)

カラマツなので、節はありますが、目立ちにくいし、経年変化が大きく、住んでいきながら味が増す素材です。今は、無塗装なので白木っぽいですが、オイルを塗布すると「しっとり」しています。

冬は、暖かく、夏は、サラサラする肌触りは、何ものにも変え難い価値。

汚れても、削れば、また新しい材料が出て来るのも特徴。

仕上げ材は、シンプルなものを選定してご提案しています。

時代が変わっても、飽きのこない素材。自然素材は、時間とともに味が出てくる普遍的な材料です。

長く使うには、もってこいの材料。

かといって、全てが、自然素材ってわけではありません。

シンプルな洗面器の前は、キッチンパネルを使っています。

普段の使い勝手も大事!掃除がしやすくて、長く使い続けることができるのも「普遍的な家」ですね。

Hさんの家のよこには、10年前に、いりまさで建築させていただいた家があります。(写真だと奥の家)

新旧融合が、いい感じです。

「時が経っても、そのままの家」は、ハウスメーカーさんの十八番。

しかし、、、、

時代も変われば、家族構成も、まち自体も変わる。周辺環境が変わっても、普遍的な家。

「時と共に、まちの中で味が深まる。」そんな家をこれからも目指していきます。

image01 image02 image03 image04 image05 image06 image07 image08 image09 image10

無料相談 無料相談