暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
時が経っても、変わらない家。
魅力を感じる人も多いかと思います。
私たちが目指すものは、「普遍的な家。」
(「時が経っても、変わらない家」と「普遍的な家」の違いって。。。よくわからんわ!!)
「普遍的な家って、長く使える」ことだと思うのです。
もうすぐ完成のHさんの家。
Hさんの家の玄関ドアの色は、オスモのウォルナット。
濃いめの茶色は、白い外壁と相性バッチリ。
玄関土間は、シンプルなモルタル金鏝仕上げ。
簡素で、リーズナブルな仕上げです。
入政建築では、標準的に採用している仕上げですが、
少々、ヒビは入りますが、性能には問題ありません。(ヒビから、水が侵入することはありません。)
ヒビが入るのが、気になる方は、タイルをおすすめしています。
シンプルな玄関は、飽きがきませんね。時代に左右されない。
内壁は、ルナファーザーという紙クロスに、AEP塗装をしています。
天井は、ルナファーザー表しです。
塗装下地壁紙ルナファーザーチップスは、天然素材で製造された「呼吸する壁紙」です。通気性・吸湿性に優れ、結露やカビの発生を抑えます。さらに、化学物質を使用していませんので、ホルムアルデヒドなどの人体に有害な物質の発生もありません。材料となる紙は再生紙を、木片は端材や間伐材を利用しており、資源の有効活用にも貢献しています。⇨https://www.runafaser.co.jp/
壁と天井の違いわかりますか?現地で見るとよくわかります。
汚れたら、もう一度塗装できるのが特徴的(HPでは、7、8回塗装できると記載がありました)です。ビニルクロスより、剥離しずらく、長持ちする材料です。
ビニルクロスは、更新しやすさが特徴の内装です。更新ありきの部屋や、店舗などはおすすめの材料です。が、長く使える素材ではないですね。
床は、信州のカラマツ。(4Mものなので、継ぎ目が少ないのが特徴です。)
カラマツなので、節はありますが、目立ちにくいし、経年変化が大きく、住んでいきながら味が増す素材です。今は、無塗装なので白木っぽいですが、オイルを塗布すると「しっとり」しています。
冬は、暖かく、夏は、サラサラする肌触りは、何ものにも変え難い価値。
汚れても、削れば、また新しい材料が出て来るのも特徴。
仕上げ材は、シンプルなものを選定してご提案しています。
時代が変わっても、飽きのこない素材。自然素材は、時間とともに味が出てくる普遍的な材料です。
長く使うには、もってこいの材料。
かといって、全てが、自然素材ってわけではありません。
シンプルな洗面器の前は、キッチンパネルを使っています。
普段の使い勝手も大事!掃除がしやすくて、長く使い続けることができるのも「普遍的な家」ですね。
Hさんの家のよこには、10年前に、いりまさで建築させていただいた家があります。(写真だと奥の家)
新旧融合が、いい感じです。
「時が経っても、そのままの家」は、ハウスメーカーさんの十八番。
しかし、、、、
時代も変われば、家族構成も、まち自体も変わる。周辺環境が変わっても、普遍的な家。
「時と共に、まちの中で味が深まる。」そんな家をこれからも目指していきます。