暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
本年も、皆様のおかげで、いりまさ一同、楽しく過ごすことができました。
感謝いたします。
来年も、皆様とともに、楽しく過ごせるように日々のお仕事精進してまいりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、本日は、「いい家」について。
「家」をつくったり、直したりする建築の仕事(家だけではないですが)は、
大切な人との時間を、より豊かにできる仕事です。
大切な人との時間を豊かにする「いい家」ってなんだろうっていつも考えます。
いい家の最低条件は、
建物の安心感。
地震がきても、倒壊しない。できれば、住み続けられる頑丈な家。
それ以外って、好み。
~風な家。~調な家。だったり。
ぼくたちは、表層的なことは、あまり関心がありません。
自然を感じる窓の配置や、植栽。
自然光で明るい室内。
風が通って気持ちがいい。
素材がもつ、美しさ。
インテリアや、インドアグリーンがひきたつ、シンプルな設え。
ときおり感じる、作り手のこだわり。
新しい場所の発見。
それは、きちっとした場所を、最初から用意することではありません。
模様替えを楽しめたり、住む人が、どんどん変えていける包容力がほしい。
きちっとした場所がある家より、
ここは、こうも使える。
ここを増築したら、楽しそうだ。
ここに、こんな棚があったら!
そんなことを常に感じられる未完成の家が、「いい家」なんだろうなぁ。
未完成の家を求める人は、いないと思いますが。。。
けれど、完璧な家は、存在しない。
3回建ててようやく理想の家になるってよく聞きますね。
たしかにそうかもなぁ。
家は、未完成でいい。
僕の家も、まだまだ未完成。ここをこうしたいって箇所だらけw
けど、「いい家」って自負してます。
完成した時に、まだまだ成長できる楽しい家。
そんな魅力的な家づくりを、来年も続けていきます。