相見積りで値段通りの工事。それでいいの？

リフォ―ムを検討中の多くの方の心情は、「できるだけ安く満足の行くリフォームをしたい」これにつきるでしょう。だから、面倒だけれども数社から相見積りを取り、プランや金額を比較したい、いやしなければ！というのが世間の流れではないでしょうか。

しかし、いざ相見積りを取って比較すると、どうしても値段だけを比べます（厳密に言えば、相見積りは見積書の項目を一律に揃えない限り、数社を比較検討することはできません。細かい見積書を素人の方が見て分かるのでしょうか？なんとか質問できたとしても業者の回答が理解できますか？知らない名前のモノの値段が適正なのかどうか判断できますか？しかもしかも、書式は各社ばらばらときている。誰か教えてパニックでになりませんか？）。

ざっくりと見積書の表紙に書かれた値段で決めた結果、低品質な工事をされたと言うのは良く聞く話。業者側は低価格にするために工程を省いたり、材料を安価な物にする等、見えないところで調整しますから、価格なりの品質工事になるでしょう。価格以上の工事をしたら業者側は利益が出ませんから、これは文句の言いようがない価格なりの正直な工事といえます。だまされたわけではありませんが、つい文句が口から出てしまいます。リフォームを他の会社で頼めばよかった・・・と。

つまり、相見積りをすれば、安くはできるかもしれません。けれど、そのリフォームで満足感が得られるかどうかは別問題です。何でも安いのには理由があるはず。もちろん、安い理由を聞けて納得できれば問題ありませんが。

金額優先で少しでも安く依頼したいのであれば、相見積りは有効な手段です。しかし、相見積りは金額だけの競争。そこに施主さんと造り手が協力して満足の行くリフォームなんちゃらという熱い思いや信頼関係は築きにくいでしょう。期待してはならないのでは？

しかしながら、相見積りをしてくれた会社の考え方や、担当者の対応を業者選びの参考とするのであれば、相見積りも判断材料になります。様々な提案をもらい、色々な面から検討できる点もいいところではありますね。

リフォームを思い立ったら、まずお越しください。住まいの無料相談会へ

すみません、入政建築は相見積りをいたしません。

入政建築は主業である新築の他に、先々代から続くお客様からのリフォーム需要が4割を占めています。そう、かゆいところに手が届くようなリフォームも得意。最近の時代柄なのか、新しいお客様からのリフォーム依頼も有難いことに急増中。入政建築では、建築士がご要望を丁寧に聴き取り、見積り・プラン作成に時間を費やします（建築士対応：初回無料相談へお越しいただきます）。

できれば、その多くの時間は、入政建築と信頼関係が結ばれたお客様のために有効に使いたいと考えています。これは、施主さんのご要望とリフォームに掛けられる費用をきちんとお伝えいただき、その総費用の中で品質の良い材料を使い、誠実にリフォームさせていただきたいという考えからです。そして、リフォーム規模に関係なく、10年、20年、30年とその後も末永いお付き合いができることを前提としています（因みに入政建築は4代続く工務店）。

施工範囲は、湖西・浜松・磐田・袋井・（掛川）まで。無理なく対応ができる範囲とさせていただきます（最近、掛川はちょっと遠いと代表が言い出しました）。

和室を洋室リビングに。部屋の用途変更で、今を快適に/浜松市中央区篠原町

浜松にはリフォームを行う会社がたくさんあります。これらの中には、戸建て住宅を建てる工務店とは異なり、特別な許可なく設立することができる業者も含まれています。簡単な設備の入替リフォーム等は、特に資格もなく営業ができてしまうためトラブルとなるケースもあるそうです。値段とプランだけで判断するのは、時に危険なこともあります。少なくとも、先々までアフターに対応できる会社であるかどうか、この点を判断基準にしたらどうかと思います。

建てる側の都合や利益優先が多いといわれる住宅業界。複雑で中身が分かりにくい業界ということが言えます。入政建築は小さな工務店なので、大手のように価格競争こそできませんが、お客様の立場に立ち、自分たちの良心を基準に誠実に仕事に取り組んでいます。入政建築の価格が高いか安いかは、お客様それぞれの感覚によるところだと思っています。何を取って高い？安いのでしょうか？

入政建築で、やって良かった！と言っていただける、満足度の高いリフォームを目指しています。思うようにできなかったリフォームほど、もったいないものはないからです。やはり、価格なりなんです。

広報　すずき

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