暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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所要で、地元の神久呂小学校へいってきました。
校舎の新築が終わったタイミングです。
エントランスから、階段まで、天竜杉がふんだんに使われた内装です。
木のぬくもりあふれる校舎♡
子どもたちが大きくなったら、今の大人と感覚がかわってるんだろうなぁ。
いりまさでも、天竜杉の内装材は、よく用いるので、見慣れた感覚があり親近感がわきました。
こどもたちも、良い環境で過ごせているようで安心しました~
さて、本題。
Nさんの家リフォーム工事が進んでいます。
築52年のお宅の全面リフォームです。
現場に出させている看板です。
素敵な暮らしを手に入れるお手伝いが、僕たちの仕事です。
プランも大事。耐震も大事。温熱も大事。素材も大事。すべてが、大事です。
リフォームの場合、すべてを完璧にやりくりするのは難しいです。
予算が限られていることが多いリフォーム工事は、
家族にとって、本当に大切にしたいことは何だろうか?と向き合うことが多いですね。
今回は、おおまかなプランは変更せずにリフォームをしています。
大工さんは、内部の下地工事を進めています。
築52年の家は、いい意味で「ダダ洩れ」。雨漏れが多少あっても、すぐ乾いちゃうので、へっちゃらな家が多いです。しかし、寒い。。。
今回の温熱改修は、床と天井をメインに行っています。
関連ブログ:リフォームにおける断熱の大切さ
床は下地を入れかえています。木と木の間に入っている青いボードが断熱材です。
際にも、丁寧に断熱材を充填しています。
これにより、隙間風の流入を防ぎます。
天井の断熱材も充填しています。
床断熱&床気密がとれるだけでも住み心地は、ガラリと変わります。
壁の断熱は、壁下地が土壁だったこと&予算が限られていたことから、あきらめることにしました。
大きな窓は、断熱性の高い窓をカバー工法で設置していきます。
土壁を残すのも、すごくいいことです。壁体内結露を発生させないこと。調湿作用があること。多少の断熱性があること。(土壁ができる職人さんも少なくなってきているので、今あるのが貴重。。。)
やる場所とやらない場所。コスト面とご相談しながら、お客さまと一緒に進めていきます。
断熱材を入れていくと、徐々に気密性が高まってきます。内部に入った感じが少し変わってきました。
完成に向け、着々と工事は進みます。
Nさんにとって、本当に大切にしたいことを明確にしてきた設計期間だったと思います。
リフォーム工事をお考えの方には、必要な考え方です。
一緒に大切なものを探していきましょう。(=予算内で満足度の高いリフォーム工事をしましょう)
関連ブログ:リフォームにおける断熱の大切さ