髙林くんの、ロープワークを大工の河合が指導しています。
ロープで、荷物をしめることができなければトラックで荷物も運べません。
この結び方を覚えれば、一生、役にたちます。
なんて考えないで、とにかく言われた通り覚えよう!
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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本日は、断熱性能と光熱費の話。
断熱性能が高ければ高いほど、使うエネルギーが少なくなります。
断熱性能は、等級によってわかりやすく?明示されています。
断熱等級1~断熱等級7まであります。7が最高レベル。
入政建築では、断熱等級5~6の間を目標に標準仕様を決めています。
(ちなみに、2025年の断熱等級4の義務化が発表されています。)
断熱等級4→UA値0.87W/㎡K
断熱等級5→UA値0.56W/㎡K
断熱等級6→UA値0.46W/㎡K
この違いって、体感でどのくらい?って説明できる方いるでしょうか。。。誰か教えて下さい。。。
この違いをわかりやすく、光熱費に換算することができます。(エナジーZOO使用)
断熱等級4→断熱等級5に性能をアップすると、
年に28909円の光熱費が削減できます。
35年住むとすれば、1,011,815円の削減が見込めます。
温熱等級4→温熱等級6に性能をアップすると。
年に35,722円の削減できます。
35年住むとすれば、1,250,270円の削減が見込めます。
この説明に、建築費を加えてみます。
断熱等級4→断熱等級5に性能をアップすると、建築費が100万アップします。
年に28,909円の光熱費が削減できます。
35年住むとすれば、1,011,815円の削減が見込めます。
断熱等級4→断熱等級6に性能をアップすると、建築費が200万アップします。
が、年に35,722円の光熱費が削減できます。
35年住むとすれば、1,250,270円の削減が見込めます。
要約すると、
100万かけて、断熱等級4→断熱等級5にすれば、35年後100万の削減が見込めます。
200万かけて、断熱等級4→断熱等級6にすれば、35年後125万の削減が見込めます。
このように、光熱費でみると断熱等級5~6の違いは、さほど大きくありません。
いじわるな見方をすると、断熱等級4→断熱等級6にしても、35年で125万の削減しか見込めない。
ローン金利や、住宅ローン控除のほうがはるかにお得感が高い。。。
入政建築が、断熱等級5~6を目標に定めているのは、建築コストと、省エネルギーとのバランスを考えているから。
断熱性能というものは、光熱費削減をうたって、おススメするものではありません。
自分たちの暮らしている、エネルギーをどれだけ少なくできるか。
その一点につきます。
次回は、日射遮蔽について深堀りしていきます。