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中古マンションを、リノベーションしよう。 

2024.10.09

今あるものを大切に使う。

SDGsの価値観が、住宅を検討している方たちにも広がりつつあります。

良い中古物件を見つけて、自分らしくカスタマイズして暮らしたい。

新築よりも、費用はかからないかも??

と思われる方も多いのでないでしょうか。

いりまさでも、リフォーム・リノベーションのご相談が増えています。

中古物件といっても、

戸建て住宅と、マンション、二つの選択肢があります。

本日は、実際物件を見て感じたことをまとめました。

あなたは、戸建て住宅派?マンション派?

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

(*タグで絞り込み→「4代目」を選択すれば、ブログがのぞけます。)

最近、中古の戸建て住宅を、あるお客さんと見て回りました。

その物件は、リフォーム済み&瑕疵保険にも入っている優良物件。

外装は、再塗装済み。内装は、すごくきれいに仕上がっていました。

白を基調とした内観、木目調の床。いい感じ。(ビニルクロスと建材の匂いが充満していたが、、、)

設備もすべて、交換済み。まるで、新築。

床下のシロアリの調査と、防蟻工事も完了していました。

温熱的なところは、改善されているのか。ということで、窓をチェック。

窓は、シングルガラス。。。キレイに清掃済だったので、違和感はありません。

つづいて、床下

床下には、低グレードの断熱材が施工されていました。

つづいて、外壁

ユニットバスの点検口から、外壁下地を確認。

なんと、、壁の断熱材がなかった。。。。ユニットバス付近の外壁しかチェックできなかったが。。。

天井は、点検口が見当たらなかったため、覗けませんでした。

やはり、温熱部分の大きな改善は、できていなかった。

瑕疵は、雨漏りと耐震部分に関わること。

温熱部分は、範囲外です。

新築同様で購入した方が、外壁の断熱材は充填されていない事実をしったとき、何を思うのか。

たしかに、構造と雨漏りの優先度は、温熱より格段に高いが、、、、

見た目は、ほぼ新築なのに温熱は昔のままです。

って、再販業者は、説明しているのだろうか。

そんな物件が世の中にはたくさんあるんだなぁと実感しました。

この物件は、土地付きで1900万だったので、中古物件相場より若干低く設定してある物件。

温熱部分に、手を加えることができなかったと思います。

かといって、1500万の中古物件を購入して、外壁修繕や再塗装、構造にも若干手を入れ、内部の設備や内装をすべて変更、そして温熱部分も現在の仕様にしていたら、

工事費だけで、2000万~3000万近くかかってきます。(大きさによる)

もやもや、しながら過ごしていると、、、

違うお客さんとの打ち合わせ。マンションのリフォームを検討しているとうことで、伺った。

その部屋は、1階で、専用庭もついていて、庭を楽しんで暮らしていた。

1階なので、下階への音の心配もないし。

外壁の修繕は、修繕積立費で管理され、共有部分の管理も、管理費をお互い支払い、共有部分の美化を行っている。

庭がないのが、マンションだと思っていたが、1階であれば庭を楽しむこともできる(専用庭がある物件に限る)。

構造躯体も、しっかりしている(RC造)が多く、雨漏りの心配もほぼない。

配管の漏水の心配はあるけど、、、

面積は、23坪程度。(aisuの家と、ほぼ同じ面積)

構造壁も、部屋内にはないので、間取りも自由に動かせる。

最高じゃないか。

工事も内部だけ。

外部の修繕がないので、比較的リーズナブルに工事が可能です。瑕疵に関してもマンションなので、考える必要がありません(築年数が長いものは別)。

温熱の部分も、中部屋であれば、外部に面している面積も少ないので、断熱改善する部分の面積が戸建てより圧倒的に、少ない。

内部を、自然素材あふれる魅力的な空間にすることに注力することができます。

↑入政建築施工例:中古マンションリノベーション浜松市中央区佐鳴台

↑入政建築施工例:中古マンションリノベーション/浜松市浜名区貴布祢

維持管理に関しては、

戸建て住宅の場合、維持管理は自己責任です。

マンションの場合は、維持は互助でやってきましょう。という仕組みがあります。

それが、修繕積立費と管理費。

これを毎月支払うことで、共用部の維持や、外壁屋根の修繕の積み立てができます。

「外壁の修繕のことなんて、考えてられない。」という方には、非常にありがたい仕組みです。

(僕もどっちかと言ったら、そっちの人間。)

あとは、駐車料が+で発生してきます。

1台4000円~10000円程度かかってきます。2台目は、抽選か敷地外の月極駐車場になります。

戸建ての場合は、管理費・駐車料はかからないが、修繕費がかかってきます。

月10000円程度、修繕費で積立していけば、15年に1回の外壁塗装ができてきます。

仮に、車2台を所有した場合の経費を比べると、、、

戸建て

修繕積立費 10000円 (15年に1回の外壁塗装が可能)

10000円/月

マンション

修繕積立費 10000円~15000円

管理費7000円~8000円

駐車料(2台分)8000円~20000円 

25000~42000円/月

もうちょっと、深堀。

利便性の悪い戸建て住宅を1500万で買って、2200万(税込)かけて、リノベーションすると

(利便性の良い戸建て住宅は、2000万~が相場)

3700万(物件価格+工事費)

10000円/月

10年

3700万+(1万×12×10)=3820万

20年

3700万+(1万×12×20)=3940万

30年

3700万+(1万×12×30)=4060万

利便性の良い中古マンションを1500万で買うと、外壁の修繕がないので、1650万(税込)リノベーションする。(500万の差)

3150万(物件価格+工事費)

25000~40000円/月(平均33000円/月)

10年

3150万+(3.3万×12×10)=3546万

20年

3150万+(3.3万×12×20)=3942万

30年

3150万+(3.3万×12×30)=4338万

単純計算だと、

20年以上住む方は、戸建て住宅のほうが良い。

20年以内で、この先どうなるかわかない方は、マンションのほうが良いという結果に。

再販を考えれば、利便性のよいマンションに軍配があがるか?

1階の専用庭がついてる物件であれば、土のある暮らしも実現できます。

中古物件を検討している方は、是非マンションもご検討ください。

理想の暮らしができる、自分らしい住まいを手に入れることができます。

↑入政建築施工例:中古マンションリノベーション/浜松市浜名区貴布祢

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