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木塀について考える。

2025.01.15

木塀は、まちの景観になるので美観が一番重要です。

さらに、経年変化しても、美しい素材でつくるのも大切。

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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わたしたちは、塀を、本物の木でつくっています。

理由は、本物の木は、年が経つとさらに美しくなるから。

エクステリアメーカーが出している擬木の板塀もありますが、経年変化する姿は・・・見るに堪えません。

使う材料は、杉の赤身。

厚みも一般的な木塀よりも厚く、幅も広い。

これに、グレー塗装を施します。

こちらは、≒3年経過した、Sukura-3の道路側の木塀です。

この木塀裏には、浄化槽と、エコキュートが設置されています。

設備の目隠しを兼ねた木塀です。

入政建築では、水平ラインを強調できるので、板を横にはるパターンが多いです。

木で塀をつくると耐久性を気にする方も多いと思いますが、ご安心ください。

耐久性を向上させる施工方法を選択しています。

①木塀と、基礎を分けて作る。

フェンス基礎という独立基礎に、溶融亜鉛メッキ処理されたLアングルを設置。

そこに、柱(杉)を取り付け板を張り付けます。

こうすると、地面から木の部分を離すことができ、長持ちさせることができます。

②笠木を取り付ける。

板をはったら、柱の上に笠木をのっけます。

笠木は、水平ラインを強調させる部材ですが、

柱の頭から、水が浸入する量を減らすためのものでもあります。

木塀一つで、まちの景観は変わります。

これが、エクステリアの擬木塀だったら、、、、

木塀は、まちの景観の一部になるので、美観が一番大切です。

さらに、新しいときだけでなく、普遍的に美しい景観をつくれたらなぁ。

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