十数年前に建てられた大きな吹き抜けが印象的なパッシブソーラーの住まい。2階のフリースペースを3人のお子様で共有してきましたが、そろそろ個室を与えたいとのこと。増築せずに吹き抜けをふさぐことで、足りないスペースを確保することができました。メーターモジュールで建てられたお住まいでしたので、個室は気持ち広めとなりました。
工事内容≫子ども室仕切り工事
吹抜けを塞いで床を貼る
2階はお子さまが小さな時期はフリースペース。その後は共有スペースを設け、勉強は一か所で行い兄弟の交流をしやすい形式にし、寝る場所だけは家具等でやんわりと仕切っていました。今回は、上のお子さまの成長に伴いそれぞれの個室を造ることになりました。
子ども室を3室、確保できました!
梁の下から仕切っているので、声や空調は届きますが、姿は見えません。個室は3.5~4畳で、収納付き。ベットと机が入るといっぱいですが、それでも引き戸で開閉できて、プライバシーが確保できます。
個々のスペースが出来、それぞれの生活リズムが大きくズレてきても影響が出ない状態に完成しました。
子ども室を新築時に造らないでおくメリットとは?
その1、広々と使える!
2部屋以上の広いスペースは、お子さまにとってのびのびと遊べる環境。特に兄弟の年齢が近い場合にはおすすめです。家庭内で子ども同士のコミュニケーションがとりやすくなります。小さな社会勉強のはじまりに。
その2、家づくりの初期費用が安くできる!
しっかりと壁を造らないことで、新築時にかかる費用が抑えられます。ただし、将来壁を設置することを想定して間取りを考えておきましょう(電源も多めに用意しておけるといいですね)。