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解体できる座卓を杉のJパネルで造作【浜松市 工務店】

2022.11.17

今日は、座卓をたくさんご注文いただいたお客様宅へうかがいました。力があるとは言えない私でも少し役に立つことができました。女性でも簡単に組み立てることができる「aisuの収納ラック」や「気軽にもちはこべる、aisuの組み立てベンチ」と同じ構造で、4枚の板から組み立てます。つまり解体もできます。

使う時だけ組み立てる、片付けは解体してコンパクトになる座卓

納品先は、こちら「全と葡萄酒(ゼントワイン)」さんのお住まい。和室に座卓の素材感がピッタリ!奥様が助産院(陽だまり助産院)もされています。

入政建築の座卓は、使わない時は解体してコンパクトに片付けることができます。限られたスペースを有効活用できることから、来客が多いお宅にはたいへん便利です。

こちらの座卓寸法はご主人の特注で、全てオリジナルサイズです。長い2mサイズを3つと短い1mサイズ4つ、天板が長細い座卓です。座卓の配置次第で様々なシーンに活用していただけそうです。

金具を使わない組み立て

組み立ては、1つの座卓に左右2本ずつ計4本の込栓(こみせん)を使います。

組立・分解することができる大きな特徴は、金具を使っていないこと。そのポイントになっているのは、「込栓(こみせん)」と言われる木で作ったこちらの栓です。

トントン!こんな木のおもちゃありますよね。

昔ながらの住宅で見ることができ、梁などにも使われているものです。片側に向かって少しずつ太くなる栓をトントンと打ち込むことで、しっかりと固定することができます。日本建築における大切な技術です。

座卓の見本として、長い方と短い方の座卓をひとつずつ組み立てました。組み立て所要時間は、1つ3分ほど。慣れればもっと早く、二人で組み立てれば更に手早くできます。解体と組み立てを繰り返すうちに、木の方もだんだん慣れて組み立てやすくなっていきます。

座卓の素材は杉のJパネル自然塗料塗布(クリア)

杉のJパネルは頑丈な素材。けれど見た目の厚みほど重くはありません。2mの長い天板も女性一人で持ち運ぶことができる重さです。

木目が見える天板、手触りはすべすべしています。自然素材の染み込むタイプの塗料を塗布しています。汚れやシミを防ぐためにウレタン塗装をしてしまうと、輪ジミこそできませんが木の感触や木の呼吸を妨げてしまいます。またウレタン塗装でも、長い間にはやがて取れてくる(剥げてくる)ことがあります。

コッㇷ゚の輪ジミが気になるという方がいるかもしれませんが、放置せずに早めに拭き取っていただければシミになりにくいです。入政建築では、長く本物の木の感触を味わえる自然塗料の方をおすすめしています。

多人数にも対応できる座卓

座卓は、ダイニングテーブルのように椅子を使わなくても使用できるため、比較的スペースを取らないのがいいところ。そして、使う人数が限定されにくい自由さがあります。

座卓は畳で使用するイメージを持つ方が多いと思いますが、素材やデザイン次第でリビング等の洋室にも合います。家具の高さを低く抑え、座のリビングというのも開放感が出ておすすめです。

無垢無塗装や自然の木の感触のテーブルや家具をお探しの方、ぜひ入政建築までお問い合わせください。

広報 すずき

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