暮らしをつくろう。大切な人との時間を大切に。
正しさより、楽しさを追求する。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
入政建築に、ドドーン!と積み重ねられた、建材。
これは、屋根で使う断熱材、フェノバボードという材料です。
本日は、この断熱材と屋根の断熱工法についてのお話です。
まずは、材料について。
フェノバボードのメリットは、3つ!
①断熱性能が高いので、薄くても性能を発揮してくれる。
②断熱性能が、経年変化で落ちにくい。
③防火性能がある。
いいことばっかりの材料。ちょっと、高いのが難点かな。
次は、工法です。
屋根の断熱工法は、大きく分けて2つあります。
天井断熱と屋根断熱。
入政建築では、屋根断熱を採用しています。
屋根の中に、断熱材を充填しているので、熱が室内に入ってくるのが遅くなります。
熱が入ってくるまえに、夜になってしまうので、屋根から侵入する熱から室内を守ってくれます。
実際の現場を見てみましょう。
屋根合板の上に、垂木という木材をいれます。
垂木の間に、このフェノバボードを充填していきます。
材料でも工法でも、一長一短があります。屋根断熱も同じ。
屋根断熱のメリット
①室内に、熱を伝えずらい。
②結露の心配がない。
③勾配天井など、屋根形状をいかした室内が可能。ロフトがある家は、屋根断熱が向いています。
屋根断熱のデメリット
①天井断熱より、コストアップする。(2重屋根になるので、木材量も増える)
*コスト重視の場合は、天井断熱を採用することもあります。どこかで、天井断熱についても語るブログを書きます。天井断熱は、天井断熱の良さがある。そんな話。
自宅(Sukura-3)も屋根断熱を採用していますが、夏でも、そんなに、暑くありません。快適です。
材料や、工法は常にアップデートしていきます~