2022年に収穫した大豆の最終形です。収穫してからこの姿にするまで、すべて手作業で行いました。私たちで手に負えるちょうどいい収穫量だったと思います。2023年の大豆も2畝で予定しましょう。
さて本日は、自然農法講座の参加者さんたちと味噌を造る企画です。
味噌づくり講座
前日、大豆を4~6時間かけて下煮。灰汁を取りながら、水が無くならないように足しながら煮ます。鍋から目が離せない孤独な作業、Sさんご苦労さまです。
日付けが変わっての翌日、講師をお願いしたあさのは屋の杉浦さんです! 大きなボウルにミンサー、米麹、塩などを準備してきてくれました。ミンサーとは、生肉や蒸しイモなどの水分を多く含んだ食品を細かく挽くための機器。味噌をたくさん作る場合には、これがないとツライ!
まずは麹に「一億年以上前の塩」を合わせておきます。もう一つの塩「シママース」の方は重石として最後に使います。
米麹を使うと米麹みそ。麦を使うと麦麹みそ。というふうに「麹」の種類を変えると様々な味噌ができます。大豆は大豆で変わらないのですね(^^)
ミンサーですりつぶした大豆をボウルの中の麹と混ぜていきます。
ボウルの中でこねる作業もミンサーでの作業も、どちらもけっこうな力仕事。作業を交代しながら味噌づくりをすすめます。ういぃんういーぃんとミンサーの音が響きます。
因みに、こねる時にいろいろな人の手の菌が混ざるのも良いそうです(作業前に焼酎でアルコール消毒を済ませています)
混ぜ終わった味噌は、粘土のようなげんこつ大の味噌玉にします。それぞれの容器にたたきつけるように入れ、詰めていきます。多分、味噌は全部で12~16キロに。
容器との境目に塩を詰め、ふり塩をしてラップ。
わさびと重石の「シママアス」を置いてできあがり!
味噌は冷暗所で保管します。単品使いだけでなく、様々な味噌と合わせて使うのも良いそう。
大豆が私たちのお腹に入るのは、最短で今年の9月。味噌は段々黒っぽくなっていきます。みなさん、お疲れさまでした!
今日は入政建築のスタッフにとって、ただの味噌づくり教室ではありませんでした。トラックの上で扇風機をかけて脱穀した手作業を思い返せば、誰よりもこの味噌が有難く感じます。手間暇をかけて作った経験とその時間に価値があるはずです(種から味噌にするまでのことですよ~)。
来年、私たちと味噌づくりがしたい!と思われた方は、自然農法講座に参加してください。次回は、ポットに種を蒔きます。参加ご希望の方は下記からご予約ください!
自然農法講座(第13回)種蒔き 3/11(土)10:00~12:00
広報 すずき