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バスターミナル地下の人工芝剥がし【浜松市工務店】

2023.04.05

バスターミナル地下の人工芝剥がしに参加しました。入政建築が参加する「Re-Public 浜松協議会」という団体が4年ほど前に貼ったものです。実は、コロナ前の1年間限定で地元天竜材を使用したベンチを設置。ベンチは引き上げたものの、人工芝は今日までそのままにされていました。

そしてコロナも終息してきたところ、なんでも急な期限付きで原状復帰して浜松市に返却しなければならなくなりました。

グリーンパークという名からも人工芝がしっかりと貼られていました。その剥がし作業に手こずっているわけです。大きな部分は取り除きましたが、強力に接着された部分が残っています。

入政建築のスタッフが数日前から交代で清掃業者さんと共に作業しているのですが、これがなかなか剥がれない。団体には経費もないということで人力で協力です。

3×30センチの人工芝を剥がすのに30分はかかります。誰がやっても非効率、先が見えにくい剥がし作業です。少ない人員で決められた時間内無心で行う作業でした。腰痛持ちなので長時間参加できないのも申し訳ないところです。

この場所を原状復帰して返すのは当たり前のことですが、この作業人数ではどうにも先が見えません。人工芝をそのままにしておいた方が良かったのではと思うくらいきれいにならないのもツライ。大谷石はやわらかい石。熱をあたえるわけにもいかず、力任せにも作業がしにくいのです。

上を見上げれば青空。このバスターミナル地下空間づくりは、慣れ親しんだいつもの景色を変えることで、市民のみなさんや観光客のまちなかへの関心に少しでも変化が出ればという動機だったと思います。当時は意気揚々と準備されたのだと思いますが・・・

このグリーンパークはみなさんにどう思われていたのでしょうか?

「まちなかの賑わいと公共空間の更なる利活用」すばらしいテーマと志の結末は、なんとも寂しいものに思えました・・・

広報 すずき

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