暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
アースな人。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
最近ある会合にて、「新野さんって、アースな人ね。」と言われ、
よくよく考えたらアースな人って「いいね!」と思ったので、枕詞に追加してみました。
アースな人って思われるゆえんは、住んでる環境なんじゃないかと思います。
僕は、「いりまさの森」の中に住んでいます。
「いりまさの森」は、入政建築の事務所の横にある原っぱ一体の場を指します。
ここの環境が、もう「アース」だな。
自然が近くにあり、自然から恩恵をうけて、豊かな暮らしが送れています。
入政建築のコンセプトである、「自然と共生する豊かな暮らし」を体現できる場です。
「いりまさの森」について、詳しく書いていきます。
2011年、3代目新野達治の「森をつくろう」という想いから始まりました。
畑だった場所に、1Mほどの小さな苗木を50本ほど植え、その中心に芝生広場をつくりました。
犬を飼い始めたので、柵を設けてドッグランにしよう。薪ストーブがあるから、薪棚をつくろう。
必要なものを、必要な時に増設してきました。
道路際には、花壇を設け、潅水装置まで設置!
その結果、会社にとっても、地域にとっても、大きな役割をもつ豊かなイベントスペースに、少しずつ変化していきました。
2021年、Sukura-3(私の自宅)も建築し、
最初苗木だった木々たちは、大きなもので5Mを超える大木に成長し、
豊かな体験をさせてくれる場「いりまさの森」になったのです。
「真の豊かさは、自然から与えらえるもの」という3代目新野達治の信念が、この場所を生み、育ててきました。
「いりまさの森」は、わたしたちに教えてくれます。
「豊かさ」は最初からそこにはなく、時間と共に醸成されていくこと。
アースを受け入れる。
自然と共生する。
自然と対等な立場で、共生する。
自然は自然の立場がある。人は、人の立場がある。
どちらかが、歩み寄るのではなく、どちらも、無理なく生きていける。
そんな共生が理想だと考えています。
極端に言えば、自然に歩み寄ると、人の家は不要です。人の暮らしを安心して支える家があって、はじめて自然と一緒に生きていけます。
自然のいいところを最大限に享受できる環境を、家でつくることは可能です。
「自然と共生する豊かな暮らしづくり」を、入政建築は目指しています。