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リノベーションor新築か?最大の判断基準は?

2023.08.09

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

アースな人。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

本日は、こちらの建築シンポジウムにいってきました。

https://medium.com/@liunosuke/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99-423a4b94b572

浜松都心の住宅地・商業地~浜松の郊外~東京

様々な地域のお話が聞けるのは、なかなかありません。

主催してくださった株式会社リージョン・スタディーズ 白坂さん 貴重な機会、ありがとうございました。

建築というのは、時間とは切り離せないものです。

「新築」→ここからの時間

「リフォーム・リノベーション」→ここまでの時間~ここからの時間

建築の魅力、場所の魅力は、時間が多く介在するリフォーム・リノベーションのほうが高まります。

既存のエリアや、建物をどのように使っていくのか。

活性化ってなに?

活性化しなくてもいいんじゃない?

衰退を許容できるメンタリティも必要?

様々な角度からの解釈が聞けて、心地よい時間でした。

特に、気になったところを本日紹介します。

リフォーム・リノベーションにおいて、大事なのは目に見えない部分。(耐震性能や、温熱性能)

そこに、大きなお金がかかる。

その価値が伝わらない。。。というジレンマが、ぼくもそうですが、みなさんにも同じようにあるようです。

商業のための建築は、投資の価値がある→投資する。

住宅の建築は、消費しかない→できるだけ安く買いたい!

欧米の住宅の価値は、違います。

多くの方は、長期的な投資目的で住宅を取得します。

さらに、手を加えると、価値があがる。

日本の場合は、住宅の価値は、建ったその時から目減りします。30年経つと価値ゼロ。が一般的。

そんな状況で、メンテナンスなんてしないですよね。

「どうせ、建物に価値なんてつかないんだから、使い倒して終わろう。」

(長期優良住宅制度が、この問題に真っ向から挑む制度になっていますので、後日ブログ更新します)

そんな中、会場から、「スカスカな家」って言葉がでました。

スカスカな家→「断熱・気密が皆無の家。(隙間風が入ってくる屋内環境で、エアコンの効率も悪い家)」

古民家を買いました。私たちは、「スカスカな家」がいい!

と思って買って、工務店さんにリフォームを依頼しました。

工務店さんから、断熱材は入れて、気密アップしないと住環境は、よくなりませんよ!

って言われて困惑しています。スカスカな家で、薪ストーブを使う暮らしを望んでたのに。。。

との声が。

スカスカな家を求める人がいるのも事実。

スカスカな家のことを知った上で、極力エネルギーを使わないで、暮らす。

これは、これで価値あることだなぁ。

私たちのスタンスは、温熱性能の向上は、必ずご提案しています。

それは、「空調」を効果的に使うため。昨今の異常気象は、人間に猛威をふるいます。

熱中症で、亡くなる方も後を絶ちません。

省エネルギーで、快適に暮らすために、「空調効果を省エネルギーで高めるために」最低限の断熱と気密(温熱環境)は、これからも提案していきます。

が、スカスカでいいんです!という方のご支援も、同時にしていきます。

その場合は、ご説明をしっかりさせていただき、お互いの理解のもと、進めていきます。

実際は、、、、

温熱改修や、耐震補強をしていくと、1500~2000万くらいかかってきちゃいます。目に見えない部分に予算がかかります。

(*それだけかけても、絶対安全!ってわけにはなりません。)

そんなプロセスを歩むと、、、

安く空き家(中古物件)を手にいれても、そのくらいかかるのであれば、

性能が担保されてる「新築」に変更します。

という方も多くいます。

最終的には、お金の問題ではなく、その建物への「思いやり」。

その建物や、その場所が好きかどうか。

その建物や、場所でこんなことをしてみたい!っていう想いが、一番大切なんだろうなぁ。

暮らす場所や、働く場所は、その人自身のアイデンティティです。

「自分らしく生きる」お手伝いができるのが、工務店の仕事です。

皆様のご依頼、お待ちしています。

最後にお知らせです。

8/20(日)13:00~17:00

「リフォームしたモデルハウス見学会」

行います。

モデルハウスといえども、弟(新野新)の自宅になります。現在現場監督をやっています~

男の一人暮らしですが、なんとも豊かな空間が広がっています。

*リフォーム・リノベーションor新築で迷われている方、是非お越しください。

今回は、久々のオープン制で行います。どなたでもお越しできます。お気軽にお越しください。

*予約も承っています。説明ありで見学されたい方は、ご予約いただければ、優先的に対応させていただきます。

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