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土塗り壁の断熱化→外断熱

2023.10.02

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

便利な土間がある小さな平屋【完成見学会】 が終わり、急に秋の到来ですね!

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

次男のサッカースクールも、涼しくなり運動しやすい環境になってきました~

毎週月曜日の夕方は、サッカースクール通いの日々。大久保から、浜北まで通っています。次男と楽しくいっています~

さて、本日は、Iさんの家の古民家リノベーション(築≒60年)工事から。

このリノベーションでは、古材を生かした内装はもちろん、断熱化もポイントの一つ。

隠れてしまう部分で目立たないですが。。。こういう部分こそ、大切!ということでブログを進めていきます。

外壁は、剥ぐと見事な土塗り壁が現れました。

築60年の家とは思えない状態です。

土塗り壁のメリットは、

  1. 自然素材の使用: 土塗り壁は、土や粘土などの自然素材を主成分としているため、環境にやさしく、持続可能な建築材料です。化学的な添加物や有害な成分を含まないため、室内空間の健康にも配慮されています。
  2. 調湿効果: 土塗り壁は、湿度調整能力に優れています。湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥した環境では湿度を放出するため、室内の湿度を調整して快適な環境を保つ役割を果たします。
  3. 防音性能: 土塗り壁は音を吸収し、部屋内の騒音を軽減する役割を果たします。特に密度が高い土塗り壁は、音の反響を減少させ、静かな環境を提供します。
  4. 耐久性: 正しく施工された土塗り壁は耐久性が高く、年数を経ても美しい外観を保ちます。適切な保護措置を施すことで、長寿命の壁仕上げとなります。(ここの家では、外壁に鉄板がうたれていたため、風雨から保護されていたため、美しく残っていました。)
  5. 環境への貢献: 土塗り壁の材料は環境に優しく、廃棄物や環境負荷を最小限に抑えます。また、土地に採掘などの環境破壊を伴わずに入手できるため、持続可能な建築に貢献します。

いいことばっかり。

デメリットは、断熱性と気密性。そして、手間がかかり、職人さんの数も減ってしまったため、施工コストが高くつきます。

なので、既存の建物に残っている土塗り壁は、貴重!!

すでに、土塗り壁が施工されているなら、施工コストは関係ありません。

あとは、断熱性と気密性を解消すれば、大変優秀な外壁になるはず。。。

ということで、断熱材を躯体の外につける「外断熱」という工法で断熱工事を進めています。

「ネオマフォーム」と書いている部分が断熱材です。

外断熱は、室内の温度や湿度を安定させ、快適な室内環境を提供します。

土塗り壁の調湿効果と組み合わせることで、より快適な環境を実現できるのです。

土塗り壁の場合は、土塗り壁の調湿作用を確保しながら、断熱するためには「外断熱」がベスト!

まだまだ、外壁廻りの工事が進みます。

中もどうなるか、ワクワクがとまりません!

そいえば!

便利な土間がある小さな平屋

オープンハウスを開催しています。

~10/14(土)まで。

完成見学会にご参加できなかった皆様!

会社帰りにも来やすい夜の時間帯の設定もあります。

ぜひ、お越しください。

オープンハウスは、滅多にありません。

お施主さまのご厚意によって、急遽決まりました!

ご興味ある方、ご予約ください。お待ちしています。

→予約は、こちらからお願いします。https://www.ie-miru.jp/cms/yoyaku/irimasa/events/40848

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