暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
びおソーラー体感会に、お越しいただいた皆様ありがとうございます。
今回の企画は、スペシャルでした。
ぜひ、皆様に聞いていただきたい内容でしたので、ブログでお伝えさせてください。
「びおソーラー」をご存じでしょうか?
太陽熱を家の中に取り入れる装置です。
屋根の上に、集熱パネル(ガラスのようなもの)をのせているので、太陽光発電と間違えられますが、、、
違います。
発電はしません。
いりまさHPにも、特設ページを作成しているんですが、、
目に見えない熱や、空気のことなので、伝わりづらく。。。
びおソーラー自体のHPにも、「体も心も、なんだか、とっても、きもちいい。」
と書いてはあるんですけど、、、、
実際どうなの!??
きもちいいってどういうこと??!
これは、僕たちだけでは解説できない。。。。(いや、できるようになれよ。)
ということで、
びおソーラー開発者の松原さんを講師に迎えました。
仕組みは、もちろん。
工法や、メンテナンス性について、詳しくお話していただきました。
今回は、特別に自宅(Sukura-3)の温度測定の結果も発表しました。
びおソーラーあると、気持ちいいよ。
だけでなく、温度実際どうなの?!っていうところまでつっこんでお話していただきました。
赤→外気温
紫の線→aisuルーム(びおソーラーを完備していない断熱性能が高い部屋)
オレンジ→Sukura-3の1階(びおソーラーを完備している断熱性能が高い部屋)
外気温が、11度のとき、
Sukura-3の1階温度は、25°程度。aisuルームは、20°程度。
5°の差が!!(Sukura-3の1階温度は、僕たちの生活熱も加味されています)
断熱性能は、担保されているので、外気温の影響は受けにくい環境はつくれていることは確認できます。
断熱性能が高い普通の家より、びおソーラーがついている家の室温が、ベースで5°も高い!
当然暖房エネルギーは小さくすることができます。
ロフトの温度が6時~8時に上がっているのは、東側に大きな窓があり、そこからの太陽熱の影響が考えられます。(10月31日は、曇りだったのがすぐわかりますね~)
集熱している昼間は、1階の温度が若干高いのも頷けます。
総じて、Sukura-3の1階と2階ろロフトの温度の差が少ない。
どこにいても、同じ温度なのです。
大きな吹き抜けがあるワンルームに近い家の構造でも、びおソーラーがあることによって、1階2階ロフトの温度が均一になっているのがわかります。
普通の家では、吹き抜けや北側の部屋が寒くなる傾向がありますが、
びおソーラーが入っている家では、吹き抜けや、北側の部屋も室温が均一になるのが特徴の一つ。
断熱・気密性能が高いから、暖かいわけではありません。(断熱・気密性能が高ければ、暖かい家だと勘違いされてる方がいます。)
断熱・気密性能が高い家は、保温力があり、外気の影響をうけにくい家。というだけ。
暖かい家ではありません。
暖かい家をつくるためには、断熱・気密性能と熱源が必要なのです!
この熱源を太陽の熱を利用するのが、「びおソーラー」
しかし!!!
「びおソーラー」は、あくまで、補助暖房。ベースの室温をあげる装置。
メインの熱源の確保(エアコン、マキストーブ、ファンヒーター、床暖房等)は必須です。
ただ、メイン熱源のエネルギー削減は、間違いなくできます。
自然を利用して、エネルギーの削減ができるってすごくないですか?
費用は、80万~100万になります。
電気は、つくらないけど、太陽エネルギーを利用して、消費エネルギーが小さくなる「びおソーラー」
メンテナンス性も考えてつくられています。(壊れる部分は、簡単に交換できるようにしている)
機械は、ファンとダンパーのみ。壊れるのは、ファンのみ。
ファンは、汎用品を利用しているので、壊れても安価でファン交換が可能になっています。
室内の空気を回すことは、家にとっても、すごくいいこと。家の寿命は、延びます。
別荘建築にも、用いられている「びおソーラー」。
人がいなくても、空気をまわしてくれるのがいいところですね。
いいことばかりでは、ありません。
「冬モード」「夏モード」しかボタンが選べません。
「取り入れ」のみしかできません。
梅雨時期は、湿気も一緒に建物内に入ってきて、不快です。
その場合、手動で「止めるボタン」を押す必要があります。
アナログなのです。
自分たちで、空気や熱の流れを考えて、楽しく操作できる方に非常に向いています。
けど、これって、空気がよどんでいたり、匂いを除去するために窓をあけて換気する行動と同じ。
雨の日に、窓全開で換気する方はいませんよね?
実際、そんなに苦痛なことでもありません。
乱雑におススメポイントを説明してきましたが、、、
「びおソーラー」は、すごくおすすめ。
「体も心も、なんだか、とっても、きもちいい。」
まさに、そんな設備(部材)です。
新築をお考えの方は、検討してみてください。