2005年、浜松市で初めて天竜材の補助金を使って建てたK様邸。当時、5歳と1歳だったお子様は、中学3年生の男の子と小学校6年生の女の子に成長しました。当初からの2階は、和室とフリールームというオープンな造り。OMソーラーが効きやすい開放的な間取りでした。将来的に必要になれば仕切るようにと当初から考えていました。仕切り後のソーラーダクトは北側の部屋に位置します。
リフォーム内容≫部屋の仕切り工事
シナ合板で仕切る。フリールームを南北に半分こ。
仕切りの両側には、それぞれオープン収納(ハンガーと本棚)を造作しました。新たに収納家具を購入する必要はありません。ちょうど表裏で対称になるつくりです。子供室はそれぞれ6畳ほどの広さ、出入口には引き戸を設けてお子様のプライバシーを確保しました。
必要に応じて分けて、また戻せる計画で。
ご入居から数年後にOB宅見学会で訪問させていただいた際には、まだ幼いK様邸のお子様たちが、2階で伸び伸びと遊んでいました。子育て世代で家づくりをされる多くのお客様が、このような後に仕切る方法(成長過程で必要な時期に仕切るスタイル)の子供室のあり方を希望されます。
お子様が小さいうちはワンルームの方が広くのびのびと使えますし、お子様の独立後にはまた仕切りを簡単に取り外せるように合板で造ります。