暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
本日は、井端設計道場の課題&好評の様子をお伝えします。
9時~12時までの3時間でまとめるのがルール。
毎回、手に汗にぎる展開です。(終わらないかも、、、という恐怖との闘い)
といいながら、今回も完成しました!
敷地は、北側道路。南に向かって高くなってく敷地形態です。雪がすごすぎて、よくわかりませんねW
南側にも建物が建つことが想定されるため、西・南・東どの方向にも家が立ち並びます。
設計条件
家族形態は、夫婦+子ども2人
絵本を読み聞かせるスペースがほしい。
キッチンは、壁付けがよい。
以上
まず、井端先生案。
シンプルな総二階の箱に、ガレージ部分がくっついたシンプルなプランです。
積雪に対応するフラットルーフを採用しています。
北海道の厳しい寒さに耐えうるためと、立面に整えるため窓の数を制限しています。
道路側から見る外観、素敵×100
ガレージの奥は、風除室になっているため、冬の間、植物を楽しめたり(ウィンターガーデン)、木工場所になったり、
家の中だけでは、完結できない素敵空間を設えています。
壁付けキッチンを選定しなかった理由は、
3方向、家に囲まれているため、外を見る壁付けキッチンを採用しても良さがでないからとのこと。
素敵なプランに、道場生たちは、「うっとり」
僕の案は、こちら。
6M×6Mの総二階に、下屋がくっついているプランです。
土地の段差処理に苦労。ガレージ部分の屋根も、もう少しシンプルにまとめたかったのですが時間切れでした。
フラットルーフに近い緩勾配の屋根にし、雪を屋根の上から落とさないように配慮しています。
道路際の北西角の空き地は、冬は堆雪スペースとして活躍します。
ダイニング部分には、小さな吹き抜けがあり、コンパクトながら解放感を感じられそうな豊かな空間になっています。
井端先生にも、「美しいプラン」とお墨付きをいただきました。(うれしすぎます)
プランを作成するとき五つのことに意識しています。
①構造的にもまとまっていて、無理がないこと。
②それぞれの場所が、素敵であること。
③行き止まりがないこと。
④平面的断面的に広がりを感じられること。
⑤内部空間だけでなく、外部との関わりも豊かであること。
それにしても、プランって構造だなぁと「しみじみ」感じます。
内部プランを考えるときは、リノベーション計画に近いかもしれません。
次回も楽しみです。