aisuの町角誕生
aisuの町角という名の宅地になる以前のこちらには、地主さんの本宅がありました。
aisu の町角は、先祖代々受け継いできた広く恵まれた敷地。ここに建つ古い家屋と長屋をリセットすることになり誕生しました。現在、地主さんはaisuの町角の南西に位置する平屋にお住まいです。
農業を営む70代ご夫婦の小さな平屋も、2023年に入政建築で建っていただきました(便利な土間がある小さな平屋)。
神ヶ谷町は気軽に行ける田舎
神ヶ谷町(かみがやちょう)や神久呂(地区:かくろ)と言うと、「それどこにあるの?」と聞かれることが昔から多かったです。
子供の部活関係で神久呂中のことをやっと認識したような方がはじめて、「あの辺りね?」と理解してくれたものです。
町名に「谷」と入っているため、低い暗いところという印象があるかもしれませんが、神ヶ谷町は低地と三方原台地の南端にかかる、緑豊かな自然環境に恵まれた地域です。
神ヶ谷町内で土地を探すと、谷や崖地といった訳ありのところが多いようですが、aisuの町角は高台部分にあります(標高33メートル)。
神久呂地区のいい土地と言えば、ほとんどが大規模既存集落適用地。aisuの町角のようなふつうの宅地が出るのはめったにないことです。
aisuの町角は陽当たり良好な全4区画
2024年2月28日現在、区画が分かるようになっています。aisuの町角はそれぞれ広さも形も異なる宅地。
中でも一番広いのが奥のD区画です(ここだけ大規模既存集落適用地)。敷地に立ってみると、軽く2軒は建つ広さと認識できます。
A~D区画、どの敷地に建っていただいても陽当たり良好な家づくりができます。全区画とも同じ方向を向いて建っていただく計画です。
区画ひとつひとつが広めということもあり、周囲のご近所さん宅にも配慮した建物配置ができます。我が家の裏は、お隣の表になりますから。
aisuの町角の「難」と言えば、進入路が狭いこと
進入路はどれもすれ違いができない2mほどの道幅です。
4箇所も進入路があるのは良い点なのですが、どの道も広くはありません。
最近になり、ちょくちょく私も訪れることが多くなりましたが、対向車とすれ違うことはほとんどありません。急いで焦って通らないようにしてください。
★入政建築おすすめの進入路は、上り坂ガードレールの道です。画像から確認できる通り、途中できゅっと一瞬狭くなります。すぐそこのaisuの町角まで、50メートルくらいの直進です。
もし、選択できる土地がいくつかあるとすれば、進入路の狭さは気になるかもしれません。
しかし、大きな車が通れないわけでもありませんし、慣れてしまえば気にならないかと思います(事実、この辺の住人さんは昔からこのようなわけですし)。
ぜひ、それ以外の好条件を見てください。最初に土地を見た時の感覚で、ご判断いただければと思います(決まる方は、よくそう言われます)。
次に、こちらは付近。近年に建築されたご近所さん宅はセットバックしてくれています。
道幅が広くなっていて助かりますね(もちろん、並びのaisuの町角敷地もセットバックしています)。
セットバックとは≫建物や敷地を前面の道路から後退させ、自身の土地を提供すること。 宅地の前面の道幅が4mに満たない場合に求められます。
なかなか住めない神ヶ谷町
浜松市街からは、車で20~25分と比較的住みやすい地域。
浜松西ICまでは、浜松環状線(静岡県道65号)で10分程度。南西には、便利な志都呂イオンがあります(10分)。まさに「気軽な田舎」と言えます。
近隣の富塚町や入野町に比べて神ヶ谷町が田舎である理由は、市街化調整区域であるため。
簡単に言うと、自由に家を建てにくい地域。ある条件を満たした人に限定される大規模既存集落制度のためです。近隣の西山町や神原町では長い旗竿を伴った広めの宅地等がちょいちょい出ますが、所定の条件を満たしていなければ購入ができません。
というわけで、この地域に住みたいと考える一般の方は、「線引き前宅地」か「中古物件」を探すことになります。
しかし、そういった物件はめったに出るものではありません。
町内に住んでいる立場としてひとつ余談。緑が多くて変わらない景色が有難いと思う一方、こんな経験をしました。
4~5年ほど前に長い停電が広範囲で起きた時のこと。なんと復旧がワースト〇位?だったんです。
何もない神ヶ谷町の中でも、また群を抜いて自宅付近は何もない(重要な施設がない)ところと痛感。自宅は西山町まで100mくらいの神ヶ谷町。
家の前には茶畑が拡がっています。その100m先の西山町の電線までは一日半前に電気がきていました(街灯)。復旧具合は山間部となんぞ変わらなかったという事実。
日常生活については、不便なしの田舎感が伝わりましたでしょうか?
田舎は好きだけれど、日常の不便を感じたくないという方に最適な田舎感がここ神ヶ谷町にあります。
次回、aisuの町角について。わたしの考察②につづく
広報 すずき