中古マンション探しからお手伝いをさせていただきました。マンション特有の踏み心地(?)の床材に白いクロス貼りだったマンションを、オリジナルキッチンが入った、木の香りいっぱいの空間に。
リフォーム内容≫床張り替え、間取り部分変更、建具造作、天井一部貼換え、キッチン・靴箱造作等
リフォーム前
□リビングをもっと広く使いたい
□合板の床はベタベタして嫌だ
□孤立したキッチンが暗い
マンション特有の凸凹天井。これを利用して天井一部を杉板貼りにしてみました。まさに木の空間!
キッチンの特徴を知り、自分に合ったキッチンを選びましょう。
入政建築では、既成キッチン派が4割、残りが造作キッチン派です。型では共に対面式が多く、ダイニング側に棚やカウンターを造ります。こちらのようなシンプル造作キッチンはお片付け上手な方向きの見せるキッチンです。セットする水栓、シンク、コンロは自由に組み込める楽しさがあります。もちろんサイズも自由自在。
一方、既成キッチンは収納力に長けています。どこに何を収納するのかということが初めから考えらていますので、誰にでも使いやすくて片付けやすい、お掃除もしやすいという特長があります。
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リフォーム前
寝室のクローゼットは床色と合わせた濃いブラウン。出入りはドアで。このままでもなんら問題はありませんが、更に心地よく暮らすために自然素材でリフォームしました。
開け放して風を通すために都合の良いのが引き戸。ドアでなく引き戸であることは、マンションリノベーションにおいての必須項目です。クローゼット建具は取り払い、予算調整のためオープンとしました。
洗面脱衣付近の間取り変更で使いやすく
元の収納は奥行きが深く使いずらいものでした。90度扉位置を変更しました。また、リビングと脱衣室の出入りの重なりを解消するため、脱衣室を狭めることにはなりますがドア位置をずらしました。
リフォーム前
ドアから引き戸への変更
ドアは開けた時に邪魔になったり、パタンと閉まってしまうことがあるため、風を通す家には不向き。入政建築ではすべてが引戸になります。
常時すっきり開けておくことができる引き戸になりました。開けた引き戸の前に家具や物を置いても邪魔にはなりません(ブラウンの建具枠はそのまま利用しています)。また、床をリフォームする部屋としない部屋の段差も解消しました。
マンションリノベーションにも予算あり
リノベーションだからと言って、まるまる全部でなくてもOK!LDKや寝室を重点的にすれば新築気分が味わえます。予算の使いどころを考えられます。
マンションではこんなリフォームができる!
〇 玄関ドアは外側が共有部分になるため交換できませんが、内側の貼り換えができます。
〇 コンクリート内側までは天井も専有部分。天井高を確保できます。
〇 窓サッシは共有部分なので取替えできませんが、内側に断熱性の高いサッシを付けて二重サッシにできます。既存サッシが見た目に古い場合でも見た目が良くなります。断熱性を高めながら結露を減らす効果があり、遮音性も高まります。障子という選択もあります。
〇 水廻りは排水や換気経路が確保できれば移動することができます。