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自然農法の大豆で味噌づくり【浜松市工務店】

2024.03.12

自然農法の畑でとれた大豆

3月の土曜日、味噌づくりをしました。2年目の収穫大豆は、脱粒後3.2キロになりました。

前日から鍋3つの大豆をコトコトと煮ること数時間(圧力釜という手もあります)。

さて当日。ミンサーでつぶした大豆に米麹と塩を合わせて味噌を作ります。麹も塩も最高級、自家採種で育てた大豆も最高級。

「こんな味噌を買うと、普通いくらくらいするか知ってる?」と講師の杉浦さん。価値を解って、食さないといけません。

米麹と塩を擦切るように掌で混ぜます。米麹は湿気た感触で発酵の酸っぱい香りがします。

米の代わりに豆や麦で作ると、赤味噌や麦味噌になります。米は甘い味噌になります。

次に、ミンサーで潰した大豆を合わせてこねて混ぜていきます。大豆が無くなるまで、ひたすら繰り返し作業です。大豆が多いと、この作業が大変。

最後は、野球ボール大に丸めた味噌玉を、容器に投げつけて入れます(空気を抜くためです)。仕上げに塩とワサビでカビ対策。

味噌は冷暗所で保存し、今年の秋口(10月頃)にはでき上がります。今年は、全部で12キロの味噌になりました。

この味噌を食べる秋からの半年あまりは、味噌汁の価値が上がります。

実際に作ってみると、少しの量なら家庭でも作れるかもしれないという気持ちになるから不思議です。

知識として知っていることと、経験して知っていることでは段違いです。

広報 すずき

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