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入政建築では、第三種換気が標準です。

2024.04.10

春らしい気候が続いていますね。

いりまさの森では、たんぽぽが咲き誇っています。

笑一くんも、満足そう。

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

(*タグで絞り込み→「4代目」を選択すれば、ブログがのぞけます。)

建築基準法上の換気方法は、3種類あります。

第一種換気、第二種換気、第三種換気。

家を建築する場合、0.5回(部屋の空気の半分)の換気が義務付けられています。

詳しくは、こちらを参照してください。

それぞれのメリット、デメリットもわかりやすく解説してくれています。

https://house-building.joto.com/comfortable/kanki-hito/%E6%8F%9B%E6%B0%97%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88/

そもそもなぜ、この換気が義務になったか。

2003年に、シックハウス症候群の対策として、24時間換気が義務づけられました。

建材から発する成分によって、健康被害がでないように、24時間換気しつづけてください。というもの。

規制対象物質は、ホルムアルデヒド(クロルピリポスを発する建材は使用禁止)とホルムアルデヒド。

ホルムアルデヒドの発散速度による、規制があります。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/sickhouse.files/setumeishiryou.pdf

ご興味ある方は、上記のPDFを参照してください。

(いりまさで使用している下地材や建材は、F☆☆☆☆で規制シックハウス対象外ですのでご安心ください。)

いりまさでは、第三種換気を採用しています。

外気を自然給気で取り入れて取り入れて、換気扇で排気します。

給気口は、窓の上の部分や、給気口でとります。

外気と通じている部分があるので、熱的には若干不利ですが、機械が少ない換気方法です。

よーく見ると、換気口がうっすらと見えます。

第一種換気は、機械によって、給気と排気を行います。

メリットは、計画的な換気が、窓を閉めながらできること!理系の方なら、断然第一種換気が好きかも。

ただ、デメリットも同時に存在します。

ランニングコストや、エネルギーが、第三種換気よりかかってきます。(機械交換などの費用)

また、家の中に大量のダクトを回す高性能な第一種換気装置は、その他の設備のメンテナンスがダクトがあるため、行いづらいこと。があげられます。

ランニングコストや、エネルギー消費を抑える家づくりは、なるべく機械から離れた、簡易的な家が理想。

第一種換気でも、第三種換気でも、気密性が悪いと、換気計算が成立しなくなります。

一定の気密性能の確保が求められます。

Sukura-3も、第三種換気。

給気口からの冷気や暖気も、あまり感じないんですよねぇ。鈍感ですかねぇ。

(びおソーラーは、給気を機械(ファン)で行うので、第一種換気に近いかな?いや、冬の太陽が出た時間帯だけ暖かい空気を外部からおくる仕組みなので、24時間換気にはあたりません。。。)

換気ができてれば、いいかなぁ。

メンテナンスや、ランニングコストについて、総合的に考えて換気方法は選定していきたいものですね。

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