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袋井宇刈流域の植物観察。里山のある町角in袋井宇刈 

2024.06.28

現在進んでいるプロジェクト「里山のある町角in袋井宇刈」。

HPも徐々に立ち上がり、「さぁここから!」

先日、この町角の「草担当」を拝命しました。

以下HPの文言を拝借。

この「里山のある町角」の計画では、敷地内を彩る植物そのものにも注力しています。かつての野には緑の自生種があり、原っぱや路傍に咲いていましたが、やがて外来種が混じるようになり、雑多な自然環境が溢れるようになりました。ここで注目したいのは生物多様性です。在来種の野草が育てば、土地の虫や鳥も来るようになります。

一般に生物多様性が充実した環境は私たちに様々な恩恵をもたらしてくれるものですが、こうしてその土地独自の環境のサイクルが自然と形成されていくのを生活の合間に眺めることができるのも、この場所の大きな魅力の一つです。

ただし、その土地の自生種は花屋さんや植木屋さんで売っているものではありません。現時点では自ら採取し育てる必要があります。さあ、ここをどうしていこうか? そんな目的も計画に織り込みながら、まずはその土地の自生種を探すところから始めています。

https://denen.or.jp/2024/06/11/satoyama_ugari/

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

(*タグで絞り込み→「4代目」を選択すれば、ブログがのぞけます。)

ということで、自生種を集める活動を開始。

この活動に、協力いただいているのが、ユニットタネの鎌田あきこさんです。

ユニットタネさんは、ランドスケープデザインオフィスです。

工務店が、ランドスケープデザインの方とお仕事できる機会は、滅多にありません。

この機会をいただけ光栄です。

HPの文言を抜粋させていただきます。

日常の中でも、ふと気持ちのいい空間に出遭うことがあります。
ほっとしたり、はっとしたり。
そのような場所を
ごく自然に受け入れたり、新たにつくりだしたりすること。
それが私たちのめざす設計です。

土地が持つ様相を読み、
何を為すべきか、為さざるべきか多元的・総合的に判断し、
自然や人の営みによって育つことのできる「エネルギー」と「寛容さ」を
場所に吹き込めるよう意識しつつ、
日々の活動をしていたいと考えています。

https://unittane.com/

一番先頭にいるのが、鎌田さん。写真がとれていない・・・。

今回は、第一回目!

近くの在来種スポットを巡りました。

まずは、宇刈敷地の神社、中村八幡宮に。

https://maps.app.goo.gl/zWfYPvVaMPAzxP9fA

神社は、鎮守の森。人の手がほとんどはいっていない場所です。

常緑樹が大きくなって、下に光が届かず暗い森となります。

そんな森には、カシの木(どんぐりの木)が自生していました。

小さい「どんぐり」が育っています。

下を見ると、芽が!わかりますか?真ん中にある、葉っぱです。

常緑樹により太陽光が入りづらい環境なので、シダ植物も旺盛でした。

次に向かったのは、宇刈近所の県道沿い。

イヌビワという低木。実がついていますね。

ハナイカダという低木。

葉っぱが、繊細でかわいい低木でした。

普段、じっくり見ることは少ない山の木たち。

日本の在来種は、地味です。

在来種は、このあたりに住んでる人からみれば、価値がわかりづらい植物たち。(いつもそこにある植物)

世界から見ると、この植物たちは、非常に貴重なのかもしれない。

そういえば、日本人がキレイと感じる花や、植物は、日本にないことが多いかもなぁ。(外国の植物人気高いよね。)

自分の住んでる地域にない植物や花を好むのは、全世界共通のことかもしれませんね。

この在来種を「里山のある町角in袋井宇刈」で多く取り入れることで、

この地域の生物多様性をさらに高めることができ、

グローバルな視点でみると、「その場所に住む」という意味をさらに深めてくれる活動だなぁと感じた散策でした。

ローカルを極めると、グローバルになる。そんな活動になると嬉しいなぁ。

最後に、、、、

帰りに寄った道端にあった「たいやき屋さん」大日良心市

たい焼き→120円

ソフトクリーム→200円

安すぎる!

「自然農をやってそう・・・。草マルチもばっちり。」と、うちの自然農担当の弟も、うっとりしていました。

トンボが飛び回っていて、生命を感じれるいい場所でした。

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