aisuの家は、コンパクトな家です。
しかし、コンパクトな家づくりを進めていくと、、、、
一生に一度の買い物なのに、コンパクトな家でいいの?
自分たちの求めている家は、コンパクトな家だったのか?
という壁にぶつかります。
そんな壁について、
コンパクトな家について、
考えたことをまとめます。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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aisuの家は、コンパクトな家。(1F~2Fで23坪程度の家)
コンパクトである理由は、
①家族構成の変化に柔軟に対応できる。(スケルトンインフィルが容易にできる)
②メンテナンスがしやすい。
③掃除する面積が減る。
④少ないエネルギーで暮らすことができる。
⑤外との関係を楽しむ暮らしができる。(建物の中だけでは、完結しない暮らし)
と、いろいろあるわけですが、
そうはいっても、子ども部屋は6畳確保したいよね。和室は、ほしいよね。だって、人生一度きりの買い物なんだから。となるわけです。
今までの暮らし方をベースにしていたら、コンパクトな家は建ちません。
「自分らしい家をつくる。」
そんな確固たる信念が必要なんですよね。
Sukura-3は、
1F、2F、ロフト含めて、29坪というコンパクトな家。
1Fは、LDK+水廻り
2Fは、寝室
ロフトは、子どもスペース
「子どもは自由に育つ。」「勝手に育つ。」という考え方のもと、子ども部屋はなくてもいい。(スペースはほしい)
子どもが12歳~18歳くらいまでは、部屋がほしいかもしれないけど、、、、
たった7年のために、建物を大きくする意味はあるのか。
どうせ、寝るだけだったら、ロフトで寝てもらおう。
勉強は、ほかの場所でもできる。
まとまった、収納は、2Fの3.5畳のクローゼットしかありません。
そのかわり、廊下部分に収納をたくさんつくりました。(結構お金かけました。)
必要なところに、必要な量の収納があればいいんじゃないか。
あればあっただけ、物にあふれる暮らし方にならないだろうか?
備蓄のための、家って必要なのか?
必要なものだけ必要なだけ確保する暮らしを送れています。
建物を大きくしなかったおかげで、大きなデッキもつくることができ、
芝生広場も大きくできました。
今でも家族で楽しく遊んでいます。
子ども部屋も、パントリーもない、Sukura-3。
おかげで、「僕たちらしい家」ができました。
コンパクトな家を選択するのは、我慢する暮らしを送るためではありません。
自分らしい家をつくる選択をしているわけです。
そのためには、今までの価値観を一度見直す。
そんな時間が一度必要なんだろうと感じます。
家づくりは、生き方に直結します。
コンパクトな家をつくれば、コンパクトな暮らし方ができます。
困ったら、またそのとき考えよう。
楽しく暮らせる最低限の家(性能が担保された丈夫な箱の家)を、まず考える。
人生でどうしても叶えたい暮らし方を実現するために、下屋や小屋で広げていく。(もちろん建築費もあがる)その建築費は、人生にとって有意義な建築費になります。
そんな家づくりが「aisuの家」だろうと考えています。
家をコンパクトにして、人生を軽く楽しく過ごしていきたいものです。