建物と庭が一体となった木造スタンダード。敷地に合うこと、緑に囲まれて暮らすことが条件。
道路に面した庭と家の奥の庭を土間が繋ぎます。玄関の格子戸は閉めれば通りからの視線を遮ることができ、フルオープンにすれば外と繋がる空間が生まれます。家の外には、在来自生種木々が育ち、土間や温室には観葉植物がすくすくと育っています。
設計より
南北に短い敷地条件を考慮した2階南面採光で、家じゅうが明るくなります。また、回遊式の間取りは狭小地を感じさせないでしょう。床下へは、冷暖房の熱を送り、床吹き出し口から家全体に吹き出す仕組みです。更に土間床面をコンクリートにすることにより、太陽光のあたたかさをダイレクトに蓄熱することが可能です。
基本設計:ぷらんにじゅうち 趙 海光
参考:現代町家