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浜松で家をつくる-気候によって、家づくりが変わる-

2024.12.14

冬晴れが続いていますが、寒さが続きますね。

Sukura-3の紅葉も、いい具合です。

雲一つない快晴の空!浜松は、冬の日射量が、全国的に多いのが特徴です。

日本は、島国で、南北に長い国。

地域によって、気候が違います。

家づくりを考えるときには、その土地の気候を知ることが大切です。

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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日本は、南北に長く、しかも島国!

なので、一律で、省エネ基準(断熱性能と日射取得率)を評価できません。

地域によって、基準が変わっています。

1~8まで設定があり、8にいくにつれて、温暖な地域になっています。

ぼくたちのいる、静岡県は、

5~7の地域です。

お隣の磐田が、なぜか7。

安心してください。

6、7は、省エネ基準の違いは、ほとんどありません。(夏の平均日射取得率が若干違います。気にならない程度)

浜松の気象観測点は、自衛隊北側なんです。よく通る場所なのに、知らなかった。。

比較するために、浜松(6)、天竜(6)、磐田(7)、静岡(7)、調布(6)、名古屋(6)の平均気温をみていきます。(地名横の数値は、地域区分を示します。)

同じ区分でも、これだけ違います。名古屋、調布は、かなり寒いのがわかります。

名古屋は、暑いし寒い。。。地域区分5とみなしてもいいのではないか

浜松の場合は、冬は、名古屋より暖かい。

夏は、名古屋とそれほど変わらないので、日射遮蔽を考える必要がありそうです。

次に、日射量を比べます。

浜松、磐田の日射量は、他地域に比べて多いのがわかります。

全国的に見ても、浜松、磐田は、日射量が多いのです。

入政建築で採用している太陽熱を利用した「びおソーラー」は、

冬の晴天率が、他地域と比べて高い浜松において、ハイパフォーマンスが見込めます。

次は、降水量。

浜松は、よく雨が降る地域なんですね。

住んでるとよくわからない・・・。

やはり、雨から建物を守るために、屋根の軒の出は、必須な地域ですね。

最後に、浜松の風の吹き方。

冬(1月、2月、3月、4月、11月、12月)は、西風がすごい地域。

夏(7月、8月)は、南西から風が吹き、中間期(6月、9月)は、東から吹く。

寒い時期は、西風に注意したほうがよい地域です。

西側の開口をなるべく少なくし、風によるエネルギー搾取を少なくするのは、メリットが高そうです。

このように、家をつくる場所の気候によって、家の設計や作り方が変わってきます。

気候のことも頭に入れながら計画を進めると、自然を利用したよりよい住環境を手に入れることができるかもしれません。

浜松は、気候に恵まれた住みやすい町です。

地の利を生かし、自然とともに暮らしていきたいです。

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