木塀は、まちの景観になるので美観が一番重要です。
さらに、経年変化しても、美しい素材でつくるのも大切。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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わたしたちは、塀を、本物の木でつくっています。
理由は、本物の木は、年が経つとさらに美しくなるから。
エクステリアメーカーが出している擬木の板塀もありますが、経年変化する姿は・・・見るに堪えません。
使う材料は、杉の赤身。
厚みも一般的な木塀よりも厚く、幅も広い。
これに、グレー塗装を施します。
こちらは、≒3年経過した、Sukura-3の道路側の木塀です。
この木塀裏には、浄化槽と、エコキュートが設置されています。
設備の目隠しを兼ねた木塀です。
入政建築では、水平ラインを強調できるので、板を横にはるパターンが多いです。
木で塀をつくると耐久性を気にする方も多いと思いますが、ご安心ください。
耐久性を向上させる施工方法を選択しています。
①木塀と、基礎を分けて作る。
フェンス基礎という独立基礎に、溶融亜鉛メッキ処理されたLアングルを設置。
そこに、柱(杉)を取り付け板を張り付けます。
こうすると、地面から木の部分を離すことができ、長持ちさせることができます。
②笠木を取り付ける。
板をはったら、柱の上に笠木をのっけます。
笠木は、水平ラインを強調させる部材ですが、
柱の頭から、水が浸入する量を減らすためのものでもあります。
木塀一つで、まちの景観は変わります。
これが、エクステリアの擬木塀だったら、、、、
木塀は、まちの景観の一部になるので、美観が一番大切です。
さらに、新しいときだけでなく、普遍的に美しい景観をつくれたらなぁ。