「せっかく家を建てるなら、理想の家を建ててみたい。」
そう思うのは、ごく自然なことだと思います。
予算という現実と向き合ったとき、本当の“ジブンらしさ”が見えてくる気がしています。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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プランを作成する前に、お客さまからご要望を聞きます。
お客さまの表情がぱっと明るくなって、
あれこれと夢を語り始めてくれます。
その瞬間、ぼくたちも、自然とわくわくしてきます。
そこから、お客さまの想いをすべて詰め込んだプランをご提案。
でも、、、
できあがった家は、〇〇〇万円以上の予算オーバー。
たしかに素敵な家ではあったけれど、
現実的には、叶えることができない家になってしまう。。。
家づくりは「予算」と切っても切れない関係
どんなに魅力的なプランでも、
予算がなければ、それは“絵に描いた餅”。
そこで改めて、こんな問いが浮かびます。
「家が欲しいのか。暮らしが欲しいのか。」
「理想の家」って、どんな家?
- SNSで見た、おしゃれなキッチン
- ○○畳以上の子ども部屋が2つ
- 雑誌で見かけた、素敵な窓辺の風景
- 家族で過ごす、広くて明るいリビング
- 来客用に、和室を一部屋
- 重厚感ある、門構えのある玄関 などなど
どれも憧れますし、きっと誰の心にも“理想の家”のイメージがあります。
でも、それをすべて詰め込んだからといって、
“素敵な暮らし”になるかどうかは、また別の話。

「理想の家」より、「理想の暮らし」を考えてみよう。
ぼくたちは、こう考えています。
「理想の家」を追いかけるよりも、
「こんな暮らし、できたらいいな」と思える日々を想像してみてほしい。
たとえば
- デッキで外ごはんを楽しむ暮らし
- 季節の変化を、窓辺で感じられる暮らし
- 観葉植物を育てて楽しむ暮らし
- 木のぬくもりに包まれた暮らし
- スッキリと整った空間で過ごす暮らし
ぼくたち自身も、
「外も楽しめる暮らし」がしたくて、そんな家を建てました。

2階につけた小屋は、家にいながら仕事ができるようにという願いから生まれた空間です。

「ジブンらしい暮らし」を軸にしてみると
和室がほしい、子ども部屋を確保したい……
理想の空間はたくさんあります。もちろん、どれも大切です。
でも、すべてを叶えるのは難しい。
だからこそ大事なのは、「何を優先するか」。
ジブンにとって、どんな暮らしが心地よいのか。
それを見つけることが、家づくりの第一歩です。
「理想の暮らし」が明確になると、
予算とのバランスもとりやすくなってきます。
プランや予算がでたとき、一度、自分に問いかけてみてください。
「理想の暮らしがほしいのか」「理想の家がほしいのか」
答えが出ないまま進んでも、大丈夫です。
そこからまた、一緒に考え直せばいいんです。
焦らず、じっくり。
ぼくたちは、その時間も含めて丁寧にお手伝いします。