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aisuの家はどう電気配線してる?構造表し×配線計画の、見えない工夫。

2025.04.10

和合町で進んでいる「aisuの家

窓もつき、外壁の下地が進んでいます。

aisuの家」の裏には、無数の“見えない工夫”が隠れています。

その一つである電気配線の工事について取り上げます。

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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aisuの家では、構造表しをベースにした空間が特徴です。


梁や柱の構造材をそのまま見せることで、暮らしの中で木構造のワクワク感を感じることができます。

しかし、この“構造を見せる”設計では、電気配線の取り回しに課題が出ます。

構造をそのまま見せると、天井裏が確保しにくく、電線を通すルートが限られてしまうのです。

そのため「aisuの家」では、水まわりの上に限定的に天井を設け配線スペースとする工夫をしています。

手前が、構造をみせる部分。奥側が天井を張る部分。

一軒の家でも、多くの電気の線が張り巡っています。

天井だけではありません。

壁内の配線についても、工夫があります。

通常、電気配線は断熱材の中を通すことが多く、その分、断熱材の充填が疎かになるリスクや、防湿シートの施工が複雑になる場合があります。

aisuの家では、断熱材の施工を優先し、その後で配線できるように内壁側に“胴縁(どうぶち)”を施工する工夫をしています。

この“ひと手間”によって:

  • 断熱材をすみずみまでしっかりと充填できる
  • 防湿シートの破れや施工ミスを減らせる
  • 安全かつスムーズに配線できる

「断熱材施工性」と、「電気配線のしやすさ」が同時に叶う仕様を標準としています。

構造を表す空間を採用しながら、断熱性・気密性・電気配線のしやすさを確保するには、設計と施工の連携が不可欠。

aisuの家では、使用する素材だけでなく、施工方法の細部まで、設計段階から検討しています。

それによって、構造の魅力を活かした空間住宅としての性能の、どちらも大切にした家づくりが可能になるのです。

aisuの家モデルハウスは夜7時まで見学受付中↓

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