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外構計画のある家づくりプラン【浜松市工務店】

2022.06.01

建物と外構を一体で計画するとはどういうこと?

入政建築式の心地よい暮らし方

一般的に、建物と外構※は別に切り離されているイメージがあると思いますが、入政建築では敷地全体を住まいと捉えています。室内との繋がりからデッキや植栽、木塀を計画すると、暮らしは窓辺を超えて外へ向かって広がり開放感をもたらしてくれます(特に敷地全体を有効に活用したいケース、「小さな敷地に小さな家を建てたい場合」に、より効果的)。コンクリートを敷いて砂利を敷きつめる実用的な外構ではなく、植栽を施して根元には下草を植え、四季折々の自然と共に風景のある暮らしができる住まいを計画したいと考えています。

※外構とは、庭を含む建物の外まわりを構成する構築物(駐車場舗装、門、塀、側溝、植木等の緑化設備、フェンス、自転車置場等)を言います。

敷地全体を考えた建物配置をましょう

設計では最初の敷地計画の際に土地を読みます。「読む」とは、敷地の特性を知り得た上で、建物配置を行うこと。敷地のどこに建物を配置して、リビング前の庭をどの方向に持ってきて、どのような窓をどこに設ければ快適(必要な明るさ・風通し)になるか、駐車スペースをどの辺に適宜確保するのが最善か等で多岐に渡ります。

お客様へのファーストプランは、このように既に数多くの条件や要素を含んで考えられた唯一の建物配置なわけです。建物配置とプランは同時に考えて行く必要があり、この配置計画は後になってやり直しがききません。

ガレージと一体の住まい、木のデッキと板塀

家にいる時間が増えている今だからこそ、外部空間(庭)との繋がりを感じ、敷地内で暮らしを楽む要素がある家づくりが求められています。

入政建築のファーストプラン(サンプル)が見れるデジタルカタログダウンロード

関連:住まい教室【配置計画編】6/25(土)のご案内

入政建築に有って外構屋さんに無いものは?

入政建築が敷地をまるごと外構計画することと、入居後にお客様が個別に依頼する外構屋さんとの大きな違いは、間取りを重視するかしないかです。実際、外構屋さんのプランには、建物のラインこそ書き込まれていても、家の中の間取りまでは記されていません。外からの見栄え重視だからです。駐車場の作りや庭の位置やその広さは、家の間取りと関わるものなのに、間取りを知ろうとせずに外構工事をしてしまうと、使い勝手に影響することがあります。大袈裟かもしれませんが、建物計画を活かしきれずに暮らしの快適性を幾分失ってしまうかも?そのことに気づいていない方がけっこういるような気がします。

例えば、窓と視線の問題。窓は外からの視線と中からの視線が行きかうところ。ストレスなく開放的な窓辺とするためには外部の配慮が必要です。建物内計画だけで快適にすることはできません。夏は木陰となり冬は陽だまりを作ってくれる植栽(落葉樹)を適所に配置したり、目隠しとなる樹種の植栽や木塀を施したりする必要があります。暮らしやすい家づくりには、外構(庭屋さんの協力)が不可欠です。

植栽と木のデッキ

入政建築のプランでは、デッキ・植栽計画を建物プランといっしょに提示しています。設計がその土地に立った時、どう感じたのか?風向きや日当たり、視界の広がりや抜け等をつかみ、まだ見えない窓からの眺めも想定してプランを立てています。

外構は建物を引き立ててくれるとても大切なもの

「外構は入居してから」、と後回しにする方がいます。「実際に住んでみないと、何が必要か分からないから」との言い分はかなり納得できます。しかし、これで何年も後回しになってしまうパターンがあります。残念なことに、多少の不自由さはあっても、それに慣れてしまうとしっかりはやらないという選択肢が出てきてしまうようです。

入政建築では、暮らしに必要な目隠しの塀や、最低限の植栽は完成時に合わせて施工をするようにしています。新築の家の玄関前が、雨降りに土でドロドロなのも、ポストや表札が何週間も付かないままなのも不自由。また、植栽が間に合わないために、通りからデッキ越しに室内が丸見えといった困りごとを回避するためです。

家づくりをしていると、多くのお客様が建物の方だけに注目しがちになります。しかし実際のところ、建物の印象を大きく左右するのは外構計画。植栽・塀・ガレージ・ウッドデッキ等は建物を引き立ててくれる大切な要素です。

入政建築の庭づくりは予算も手入れする人にもやさしい

入政建築が計画する庭の雰囲気は、野趣あふれる自然ふう。手入れが楽な雑木や山野草をざっくりと最低限で植えます。一般的なきちんと作りこまれた庭を期待されると、最初は物足りなさを感じます。しかしこれが、数カ月~1年後にはちょうど良くなりますので安心してください。ぜひ、月日の庭の成長を楽しんでください。庭造りに使う素材は、シンプルな木の板塀と雑木などの植栽、石等の有機的なもの。手入れも予算もやさしい計画です。緑の手入れが苦手な方には、緑を少なめにする庭づくりをご提案します。

育つのを楽しむ庭

「キッチン仕事をしながら緑を眺めたい」というご希望があります。気持ち良く、気分よくキッチンに立ちたいということだと思います。掃き出し窓+デッキ等にすれば開放感が大きいです。また、壁を向いて立つキッチンのシンク前を窓にしてそこから緑を見るのもさわやかでおすすめ。

木のウッドデッキ効果

建物計画の中でウッドデッキを計画することが多いのですが、それはLDKとウッドデッキを繋げると、床が連続して見え、デッキがLDKの延長となるのが良いからです。そしてその視線の先に緑の庭があれば、目も楽しませてくれます。窓を閉じて家の中だけで暮らすのはもったいない、デッキや庭で過ごす時間はきっと豊かな暮らしを与えてくれるはずです。デッキ材は本物の木で大工さんが造ります。室内の延長だから素足に気持ちいい材を使います。コロナ禍で暮らしのスタイルが変わりつつある今、本当に快適な環境の住まいに家族で住めることはとても幸せなことだと思います。

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広報 鈴木

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