東日本大震災から、10年が経ちました。地震や、津波はいつ襲ってくるかもわからない災害。
家をつくる時も、災害から、家族を守るために、最善の準備をしておく必要がありますね。
入政建築の家は、長期優良住宅の認定を受け、耐震等級3を基本としています。(*要望やプランによって取れなくなる場合もあります。)
耐震等級とは?
建物の強度を表す1つの指標で、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に定められている耐震性の判断基準です。住宅の持ち主や家を建てようとする人に対して、分かりやすく耐震性能が示されています。耐震等級は1~3で、耐震等級3が最高等級になります。
詳しくは、こちらに載っています。https://www.hyoukakyoukai.or.jp/seido/shintiku/05-01.html
上記H Pから簡単に抜粋すると
最低等級である等級1(建築基準法レベル)として次の目標を設定しました。
損傷防止
数十年に一回は起こりうる(すなわち、一般的な耐用年数の住宅では1度は遭遇する可能性が高い)大きさの力に対しては、大規模な工事が伴う修復を要するほどの著しい損傷が生じないこと
倒壊等防止
数百年に一回は起こりうる(すなわち、一般的な耐用年数の住宅では遭遇する可能性は低い)大きさの力に対しては、損傷は受けても、人命が損なわれるような壊れ方をしないこと
〜
等級2は等級1で耐えられる地震力の1.25倍の力に対して倒壊や崩壊等しない程度を示しており、等級3では1.5倍の力に耐えることができます。』
命を守るためなら、等級1でも十分。ただ、この基準は、1回の揺れに対するもので、余震のことは、あまり考えられていません。2016年4月に熊本を襲った地震は、数百年に一回は起こりうる(すなわち、一般的な耐用年数の住宅では遭遇する可能性は低い)地震が何回か連続で来たのです。これは、建築基準法からすると、想定外。2回目以降の揺れで倒壊した家も多かったときいています。→https://www.jma.go.jp/jma/menu/h28_kumamoto_jishin_menu.html
ここで重要になるのが、何度もくる地震にも耐えられること。
ここで採用を始めたのが、『コーチパネル』です。
まず、こちらの動画をご覧ください。
繰り返しの揺れに強いのが、お分かりいただけたかと思います。
「コーチパネル」の中には、断熱材も組み込まれてます。耐震性能と温熱性能、両方とも担保できるパネルなのです。
耐震等級3+「コーチパネル」を採用することで、長い間安心できる住まいをご提供することができます。
*構造計算は、許容応力度計算を用いています。
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設計/新野恵一