LDKスタイルのお住まいが多い中、キッチンは設備機器というよりは、もはや家具と考えた方がしっくりくるかもしれません。リビング空間の中で浮かないキッチン、家の中心的な位置にありながら自然とインテリアに溶け込むオープンキッチンは素敵ですよね。
あなたは造作キッチン派?メーカーキッチン派?求めるもので決めましょう
既製品のメーカーキッチンは面材がピカピカしていてちょっと感性に合わないとか、その素材感が空間に合わないと感じてしまう場合は、造作キッチン派ということになります。造作では、キッチンの形状、素材、取っ手金物、設備機器、収納、レイアウトすべてが自由になります。
みなさんの希望が多い、シンク下にゴミ箱スペースを設けるタイプについても造作が適しています。既製品でこのタイプを探すのはなかなか困難だからです。メーカーキッチンでは高価になってしまうアイランドキッチンでも、造作であれば予算を抑えられる可能性も大です。自分が動きやすい機器配列や作業効率が良くなる寸法を考慮して、オリジナルの木のキッチンを造ることができます。
ただし、こうしたキッチン計画をすることが面倒と感じる方や、片付けが苦手な方については造作キッチンは不向きです。片付けやすく掃除がしやすい機能的で収納に長けたメーカーキッチンをおすすめします。
メーカーキッチンなのか造作キッチンなのかは、使う人がキッチンに求めるもので分かれます。費用面については、どちらにも幅があるため安易に比べることは難しいと言えます。
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みなさんが気になる予算。造作キッチンは、シンプルに造れば費用を抑えられます
造作キッチンの骨格は単純な木の組み合わせです。例えば下のような形から扉や引き出しが増えていくと金額がだんだんアップしていきます。それらが少なくてオープンでシンプルであればあるほど安価に。そして、ここに取り付ける設備機器の選び方によって費用に幅が出てきます。
入政建築が造作キッチンをすすめたい理由
私たちが造作キッチンをおすすめする理由は、『造作キッチンが一生もの』というところからです。新しい時が一番で使用年月につれ古くなるメーカーキッチンと違い、使い込んで行くうちにだんだんと経年変化し、良い味わいが出てくるのです。まさしく私たちが造る木の家や家具と同じなんですね。
老朽化したメーカーキッチン(既成品)の全取替の時期は、15~20年くらいがめやすです。造作キッチンの場合は、その時に傷んだところだけを部分的に造り替えることができます。もちろん、水栓やコンロは電化製品のごとく10年くらいすると不具合が出てくることが多いのですが、その入替えにも対応できます。
つまり、いつまでもオリジナルを愛着を持って使い続けることができるというところに造作キッチンのひとつの価値があると考えています。
入政建築が造ったキッチンいろいろ→ 造作家具 施工事例キッチン
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