ガレージと繋がるウォークスルー玄関のある家。玄関は家、ゲスト用と家族用に分けておくと、玄関をいつもきれいに保っておくことができます。ガレージと玄関がつながると天候ストレスも軽減されます。
長めの軒は、傘をさす時も閉じる時にもありがたいもの。軒の出が十分でないと、鍵を開け閉めしている間にびしょぬれ・・・ということになりかねません。
短いからこそ手を抜かないアプアローチで
住まいの第一印象を左右する玄関アプローチ。道路から玄関ポーチまでは1mほど。植栽、砂利、敷石を添えて建物の印象を上げしました。外構は見栄えだけでなく、毎日の使い勝手や住み心地に関連してくるため、家づくりに欠かせないものです。植栽は、目隠しや日よけといった住み心地に関わる建築的な役割も果たし、敷き詰められた砂利や下草は土の流出を抑制しやさしく温かな足元を演出します。
外構工事の費用の考え方
新築を建てた際、外構を失敗してしまうケースがあります。家の中についてこだわった分、外構はのちのちと考えてしまう方が多いのがその原因のひとつ。後悔しない家づくりのためには、外構についてもこだわること。入政建築では、外構は建物と一体という考えのもとに予算の中に組み込んで提案しています。敷地の余白に外構を施すこと考えると、建物の余白が多い広い土地の場合は、外構に予算がかさむことになります。土地探しからの場合は、建物規模に合った土地の広さや、購入後の土地整備に費用がかからない土地を探すことが家づくり予算をコントロールする上で大切なことになります。
三角の屋根なりがかわいい天井、フリールーム。将来は子供室に
建物が高価になる理由のひとつに「造作建具」があります。入政建築の建具は建具屋さんが手造りします。こちらは出入りするための引き戸が数多く設置されたプランです。個室を多く希望されると必然的に多くなりますが、押し入れやクローゼット(収納)のための建具であれば、見栄えや使い勝手、費用面から検討し、引き戸なのかロールスクリーンなのか、または割り切ってフルオープンのままにするのかを選択することが出来ます。
入政建築が室内に引き戸を多用する理由≫
①ドアよりも開閉が省スペースで済む ②開け放したままにできるので動線が良くなる ③開閉することで空間の用途を変えられる ④光と風を通しやすい開放的な間取りになる など
室内の建具として重要なのは、開けた時に邪魔にならないこと、必要な時に仕切れるという機能です。入政建築では、できるけシンプルで主張しない建具がいいと考えていますので、既製品は敢えて使いません。入政建築の建物に使われる引き戸の多くは、シナベニヤ(シナという素材を貼った合板)に自然塗料(クリア)を塗ったものです。目立つことなく自然に建物に馴染みます。
布団を干すだけなら、このような形のデッキで十分ではないでしょうか?(屋根形状によります)