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玄関土間のある大屋根の家/浜松市浜名区北区細江町T様・お客様の声

2020.04.05

〇これまでの私たちの暮らし

同居の形態は敷地内同居です。主人の両親の家と私たち夫婦の家との2軒が建っています。今回、入政さんで建替えたのは義父母が住む築35年の家です(私たち家族は、結婚当初に建てた3階建の鉄骨造の住宅に住んでいます)。

模型

70代の義父母が、長年住んだ自分たちの家を建替えようと決意してくれた理由は、この4月で6年生になる孫(長男)の存在が大きかったと思います。

息子は父親譲りの野球少年。部活では主将を務めています。休日ともなると親子で遠征に出掛け、長男を家族一丸になって応援しています。

私たち夫婦はずっと共働きのため、子どもたちはここ10年間、義父母の家で夕食までの時間を過ごすのが日常です(因みに次男は3歳)。

2015年の正月明けのこと、家族のキーマンである義母が「そろそろ家を建替えよう!」と言ったのです。義母は何事もスパッと言うたいへんはっきりした性格。その義母が建替えると言ったら、それは決定事項です。密かに建替えはいつか?と思っていた私たち夫婦、次の休みには入政さんを訪ねていました。

〇オーガニックハウスあさのは屋さんからです

2011年の東北の大震災は、食のあり方について改めて考えさせられるきっかけとなりました。安全、安心なものを求める気持ちが強くなり、そういう健康を気遣う自然食品の店へ出かけるようになりました。添加物の入っていない調味料へ替えることから始まり、衣・食・住と私の暮らしの価値観まで変化していきました。

現在は、洋服であれば流行のデザインよりも素材と着心地を重視し。ひとつモノを買う時も衝動買いしていた若い頃とは違って、本当に必要なモノかどうかを考えて購入するようになりました。

そうなると、毎日住むところだってこだわりたい。安心して住める自然素材の家がいいと思うようになりました。

浜松には自然素材の家を建てる会社がたくさんありますが、入政さんで建てたいと思ったのは、当時通っていた自然食品の店、「あさのは屋さん」の影響です。

そこには、入政さんのイベントチラシが置いてあり、ちょくちょく見かけてました。店主の話で、その店事態が入政さんの仕事であることや、実は息子さん夫婦の家も入政さんの仕事だという話も聞きました。入政さんは暮らしの設計をコンセプトに丁寧な家づくりをしているとのことでした。

もちろんその時は、何気なく聞いていただけなのですが、この義母の一言が出た時には、「入政さんで」と確固たるものが既に私の中ででき上がっていました。

〇義父母のハートをつかむ

しかしながら、心配なことがひとつ。義父母に入政さんを薦めて、「うん」と言ってもらわなければならないこと。義父母が建てる家ですから、私(嫁)の役割はサポーターなわけです。ダメと言われたら、また他の会社を探してこなければならない立場です。

実は、数年前にもある建築会社で建替えの話がありました。大きな立派すぎる家を見学しては、うちとはかけ離れているなぁとしっくりきていませんでしたが、あれよあれよと話が進んでしまったのです。気付いたら、いつ家を壊すか?という状況にまでになっていました。

肝心の私たちの気持ちが置いてきぼりにされた感じでした。建築会社主導ですすめられてしまったというこの苦い経験がありましたので、義父母にはガンガン来る(営業しっかりタイプの)会社は合わないということだけはなんとなく解っていました。

奥の畑へ通り抜けできる玄関土間

そんなことを思い出しながらの数日後、ドキドキして義父母を入政さんへ連れて行くことになりました。打合わせ場所はエコショップ、そこは五十年も前から使っている大工の加工場をリフォームした空間でした。黄色い藁(わら)が混じった土壁に高い天井。太い梁もありました。窓ガラス越しに、加工待ちのたくさんの木材と木埃りが舞っている様子が見えました。

その後間もなく、入政さんに誘われて義父母とOB宅見学会へ参加しました。義母は雄踏の濵松町家の斬新な外観に対して、木組みを出した暖かな内観に畳や囲炉裏があるセットが気に入った様子でした。入政さんのモデルハウスが出来上がった際には、知らない間に二人で見学に出かけていました(笑)

そしてその4か月後、義父母の家づくり計画が具体的にはじまりました。

〇義父母の想い。小6長男に個室を与えたい

長男と夕方のひと時を過ごす日々の中、義母はそろそろ個室を与えるべきではないかと思っていたようです。小学校高学年ともなれば自立を促す時期。義母がそう考えるのも、私たち夫婦の住んでいる家の方は、1階ガレージ、2階LD、3階ワンルームという新婚当時の間取り。とても子供に個室を与えるスペースが取れなかったのです。

したがって、私も長男の友達が遊び来た時には、さりげなく3階に行って時間をやり過ごしていました。今は宿題をリビングでやらせていますが、いつまでもそういうわけにもいきません。3歳になる次男はやんちゃざかり。ふたりの子供の成長と共に荷物も増えてきて、私たちの生活スペースには限界が出始めていました。

ほとんど使われていない義父母の家の2階だけをリフォームしてと考えたこともありましたが、結局、義父母は35年住み慣れた家を私たちのために建替えてくれるのだと思いました。

〇2階バルコニーを経由して行き来できるつくり

突き当りドアの向こうがバルコニー

子供室は新しい2階。隣の私たちの家からも行き来できるようにとのこと。なんと他の希望はなくて、入政さんにお任せ。

義父母の家なので、口をはさめるわけでもなく出来上がるまで私もさっぱり分かりませんでした。

どうやら1階は長い土間のある玄関、LDK一体で吹抜けがあって、義父母の和室に水廻り。2階は子供たち専用のフリールーム(先々は仕切る予定)と小屋裏収納。2階バルコニーを経由して隣の私たちの家へ繋がりようす。

リビング前には、大きなデッキが付いた35坪の大屋根の家。このデッキではバーベキューが楽しめそうです。

〇これからの暮らしは

長男が生まれて10年続いてきている今の私たちの同居スタイル。家を建て替えたからといって多少なりとも変化するのかしないのか?

それは分かりませんが、これから長男が成長して巣立つまでの数年、この家で過ごす私たち家族の時間を大切にしたいと思います。

おわり

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