こんにちは。毎日使うものとたまに使うものもいつでもすぐ取り出したい。整理収納で使う用語として、毎日使うものやときどき使うものを「アクティブ」といいます。たまに使うものや1年に1回使うものやシーズンものを「プロパティ」といいます。どちらも取りやすい場所に置くこと、どちらも分類しておくことが整理収納を考えるときに大切です。
例えば玄関で考えてみます。毎日履く靴や交互に履く可能性もあるので2、3足を基本とします。しかし、お仕事の関係で毎日靴を替える場合は、この限りではありません。その場合は、よく使う靴として、7、8足になります。よく使う靴を「アクティブ」に分類します。日本では、四季があり春、夏、秋、冬 で靴の用途で一度保管する場合が出てきます。また、冠婚葬祭などで使用する履物、趣味やアウトドアで使用する履物などがあります。これらたまに使う靴を「プロパティ」に分類します。他にも玄関に収納したいものが各家庭であると思います。靴だけではなく、他の物も「アクティブ」と「プロパティ」に分けることで、自分の持ち物をあらためて把握することができます。
分類した後、「同じような靴」や「冠婚葬祭の靴で2年以上履いていない」など、一度見つめ直すことができます。そして、玄関の収納スペースに入る分量と持っている分量が同じになるようにしていきます。
今回は、玄関の収納から 「毎日使う」「たまに使う」を考えてみました。
入政建築 設計担当 miho