暮らしをつくろう。大切な人との時間を大切に。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
本日は、aisuの家の構造検討会です。
耐震等級3(許容応力度計算をする)をとる!
ということがひとつの目標です。
なぜ、耐震等級3をとるのか。
入政建築では、どの家も耐震等級3(許容応力度計算あり)を基準にしています。
僕が説明するより、
こちらから引用させていただきます。
→https://www.saysinter.com/column/vol10/
耐震等級1(建築基準法の耐震性能を満たす水準)
【耐震等級1(建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準) いわゆる「新耐震基準」。・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や2016年4月に発生した熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度※建築基準法ギリギリに設定されている場合には、震度6~7程度の地震に対して損傷を受ける可能性がありますのでご注意ください。
気を付けたいのは、震度6~7の地震で「倒壊・崩壊しない」の一文です。これは「倒壊はしないが、一定の損傷を受けることは許容している」という意味なのです。住宅が倒壊すれば人命にかかわる問題になりますから、基準自体は正しいのですが、その後で補修や、損傷の程度によっては建て替えが必要になる可能性があることは知っておきましょう。
耐震等級2
耐震等級1の、1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準です。「長期優良住宅」では、耐震等級2以上が認定の条件とされています。また災害時の避難所として指定される学校などの公共施設は、耐震等級2以上の強度を持つことが必須です。
耐震等級3
等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準です。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルであり、一度大きな地震を受けてもダメージが少ないため、地震後も住み続けられ、大きな余震が来ても、より安全です。災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署は、多くが耐震等級3で建設されています。震度7の揺れが、立て続けに2回起こった熊本地震では、1度目は耐えたが2度目の地震で倒壊した住宅も多数あった中、等級3の住宅は2度の震度7に耐えていたことが、専門家の調査によって明らかになっています。
そうなんです。
建築基準法は、
数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や2016年4月に発生した熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
一度の大地震には耐えれる基準ということです。
何度かくる大地震には、耐えれるかは不明!ということ。耐えれるかもしれないし、耐えれないかもしれない。
2016年の熊本地震は、
なんと、益城町では、2016年4月14日にマグニチュード6.5(震度7) 4月16日にマグニチュード7.3(震度7)を記録したのです。
詳しくは、こちらをごらんください。
→https://gooddo.jp/magazine/climate-change/earthquake/kumamoto_earthquake/3705/
建築物は、風雨災害から命を守ってくれる箱です。
耐震等級3だから、大丈夫!とも言い切れませんが、
今の基準でいけば、最高ランクの基準。
熊本地震のように強い地震が2度以上きても安心できる構造躯体を実現していきたいです。
本日、主に検討した、土間プラン。
見直す部分が出てきました!
柱の位置、耐力壁の位置等。
この部分は、構造は妥協したくない。
今のプランを少しいじってでも、かなえたい部分。
もう少-し、ブラッシュアップが必要です。
せっかく、イラストもあがってきたのに、、、、
いや、構造のほうが大事です。
地震力に耐える耐力壁が、地震力によって、破壊されたら、何の意味もないものになります。
適切な耐力壁のバランスで、過剰な耐力をもたせない。全体として最適化していきます。
ここの詳細計算は、許容応力度計算の強みです。
荷重、水平構面、接合金物耐力、引張力、構造壁線、、、、
難しい言葉がとびかう。。。
間取りの変更も、致し方なし。
多くの人を協力をもらい、aisuの家が組みあがっていきます。ありがとうございます。
家族の命を守る、いい家にしたいんです。
もうすぐできるリニューアルする、「aisuの家」。
もうひと踏ん張り頑張ります。